特性について考える・ついでに自称善人についても
この記事に書いた通り
恵まれた特質を持って生まれた人がその特質を生かした職を得るのは絶賛する反面、恵まれない特質を持って生まれた人がその特質を生かして生計を立てているのを一方的に奪うのは「良いこと」という風潮になってきています。
身障者の人が本人の意思に反して見世物にされているのを救済するというならともかく、本人が誇りを持って「自分はこびと症という見た目を生かして人を笑わせる芸術家である」と言ってる人たちの職を一方的に廃止して、良いことした顔をするというのはどうにもゾッとします。
しかし禁止した側は自分たちは良いことをした、自分たちは善人であると信じて疑っていないはずです。
負の特性を見せて笑いを取る=負の特性は笑い物にして良いという意識の刷り込み
だからこびと症の人がコメディアンを目指すこと自体が間違ってがいるので、正さなければならないのです!と言うのでしょう。
しかしその一方で「手脚が短くてチョコチョコ歩くのがラブリー♥️」といって、わざとマンチカンという短足猫を作出したりしています。
しかもこのマンチカン、日本ではあれよあれよというまに大人気品種です。
マンチカンが短い手脚でチョコチョコ歩くのを見て「ヤダ〜可愛い〜」と笑うのは自然な感情。
小人症の人が短い手脚でチョコチョコ歩くのを見て「面白い」と笑うのは邪な差別意識。
ですか。
なんか上手く使い分けてるなと思います。
ここでまた先日も書きました、親鸞聖人の
「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」
を思い出すわけです。
自称善人という人に限ってろくな人はいない。
私の学生時代の知人(というかクラスメイト)にも、どこでそんなの売ってたのか「ワタシハイイヒト」というスタンプをネームスタンプ代わりに使ってる人😦がいましたが、何度も嫌な目に遭わされました。
👇Amazonで売ってました😓
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。