今が見頃の芥子の花in東京薬用植物園@東京都小平市
人混みを避けて避けて行動しているエンドウ夫婦(仮名)。
昨日は国分寺駅前のステーキ松で昼食をとった後、西武多摩湖線に乗りました。
西武新宿線の東村山駅とJR中央線国分寺駅を結ぶ全7駅のミニミニ路線、西武多摩湖線。
沿線住民以外はまず乗らない(観光客が乗る路線じゃない)という噂通り、朝夕のラッシュ時以外はいつ乗っても空いています。
今日も空いてました。
八坂駅を降りたら野火止用水沿いの遊歩道を西に歩くと、3.5㎞徒歩45分で東大和市駅に出ます。
東大和市駅の駅前(徒歩2分)に東京都薬用植物園があります。
※植物園の所在地は小平市です。
ほぼ年中無休で営業、入場無料。
4月〜9月 9~16:30
10月〜3月 9~16:00
園内はこんな感じです。
温室もあります。
あらゆる薬用植物の花が咲いていますが、今は特に芍薬と各種のケシが見頃でした。
園芸種のいわゆるポピー(和名:ひなげし)も何種類もありますが
よその植物園では見れないのがこちら。
一般人の栽培が禁止されている、いわゆる芥子(ケシ)です。
英語名opium poppyオピウム・ポピー(阿片芥子)。
※opium =阿片、麻薬。
「あへん法により栽培禁止」の文字が見えます。
写していませんが手前にも頑丈な柵というか鉄格子が設置されていて、厳重に仕切られた区画で栽培されています。
ひなげしと違うのは黄色系(オレンジも含む)の花が存在しないことだそうです。
また園芸種のポピー(ひなぎく)との大きな違いはその背の高さ。
上に写っているものは全て草丈150~160㎝ほどあります。
2mいく品種もあるようです。
茎もぶっとい。
この巨体の先端に一輪だけ巨大な花をつけます。
芥子坊主(果実)も巨大。
女性の握りこぶしほどの大きさがあります。
何もかも、ひなげしとは別物です。
いくつかの芥子坊主には来園者に見せるためでしょう、傷がつけられていて樹液が黒くこびりついていました。
この樹液が阿片です。
その他の花は別記事でご紹介します。
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