今日の「旅の日」に寄せて❶英語の「トラベル」の語源をご存じですか?
今日は「旅の日」とご紹介しました。
ところで皆さまは英語で旅を意味するtravelの語源をご存じでしょうか?
中学や高校の英語の授業で英語教師が話のネタにすることも多いエピソードなのでご存じの方はご存じでしょうが・・・
ラテン語のtrepalium(拷問器具)です。
同じ言葉から発生した英語にtroubleがあります。
俗に「travelの語源はtroubleだ」という言い方もされますが、正しく言うとtroubleの子供が
travelではなく、共に同じ親trepaliumから生まれたきょうだいという関係が正しいようです。
なぜ旅が拷問か?
産業革命(18世紀半ば~19世紀)以前の西洋では、生まれ育った土地を離れてよそ者だらけの危険な場所を通ってよそ者だらけの危険な土地に行くのは「ほぼ拷問でしかなかった」からです。
道もあまり整備されておらず、どこにでも宿があるわけではない。
一方で追剥や山賊・海賊が普通にいました。
さて、では漢字の「旅」の方はどうでしょう?
こちらの方が逆に知っている人が少ないのですよね。
「旅」の語源は次の記事に続きます。
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