そういえば「オカルトファッショニスタ」が減りましたね
この話題から緩くつながっています。
私が子供の頃から新社会人の頃にかけては、今よりもずっとうんと、TVなどマスコミに「心霊特集」「恐怖ネタ」があふれていました。
いわゆる「日本のオカルトブーム」期です。
「心霊写真の鑑定」などもTVの鉄板ネタで、しょっちゅうやっていました。
その影響でクラスにも職場にも必ず一人二人は「自称見える人」がいたように覚えています。
私は心霊よりも脳科学の方を信じており
「自称見える人の少数は幻覚が見えてしまっている人で、多数は流行に乗ってるだけのファッション見える人(陸サーファーみたいなもん)」
だと思っているので、そういうファッショニスタさん(「流行に敏感なヒト」の意)には「適当に相槌を打って距離を置く」ことにしていました。
しかし、ある職場にいたA子さんとB子さん(「見えるよね」「見える見える」で意気投合している赤の他人同士のファッショニスタユニット)には、その態度が気に食わないと思われたようでした。
それとも「怖がってる人※にこそ、そういう話をして怖がらせることが面白い・楽しい」というジャイアンマインドだったのか。
どっちにせよ私はターゲットにされたようで、当時しばしば捕まっていました。
※怖がっていたわけではないですが「適当に相槌を打って距離を置く」態度が怖がっているためそうしてると解釈されたようです。
A子「だって、見えるもんねえ」
B子「うん、普通にそこらじゅうにたくさんいるもんねえ」
私 「いったいどういう風に見えるんですか?」(諦めて少しは話に乗ってみる)
A子「普通よ。普通にそこらを歩いてる。電車にも乗ってくる。普通に喋ってる」
B子「そうそう。全く普通の人間と変わらない。紛れてる」
私 「じゃあそれ、普通の人間じゃないんですか?」
A子B子「・・・へっ!?」
私 「人間に見えるんだったら、それは人間なんですよ」
A子「違うわよ!!わかる人にはわかるの。あなたにはわからないでしょうけど!」
B子「わからない人は、わからないものだから話かけられたら返事とかしちゃうのよね。こわーいww」
A子「エンドウさんなんて、知らずに霊と普通に会話しちゃって憑かれちゃうタイプだわ。こわーいwこわーいwwこわーいwww」
私 「はあ、そうですか。じゃあ見分けるコツをご伝授いただけませんか?」
A子「そんなの、わかるひとにはわかるの!」
B子「ねー」
私 (だめだこりゃ)
ところが、オカルトブームの衰退とともに「自称見える人」は減っていきます。
東日本大震災が起きる少し前頃には少なくとも私の周囲ではほぼ見かけなくなっていました。
日焼けサロンブームの衰退と同じような感じで潮が引くように・・・。
代わりに東日本大震災前後からは統合失調症が広く認知され始めます。
わかりやすい陽性症状として幻覚や幻聴などが出ることも知られるようになりました。
その辺も関連していると私は思っています。
つまり「統合失調症だと思われたらイヤだから、自称見える人はもう卒業しようっと」みたいなノリかと。
「ファッショニスタ いらすとや」と検索したらこんな画像が出ました。
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