そういえば「オカルトファッショニスタ」が減りましたね
昨年の今日公開した記事です。
なんとなく再公開。
初公開:2023/05/24 7:00
この話題から緩くつながっています。
私が子供の頃〜新社会人の頃にかけては、今よりもずっとうんと、TVなどマスコミに「心霊特集」「恐怖ネタ」があふれていました。
いわゆる「日本のオカルトブーム」期です。
「心霊写真の鑑定」などもTVの鉄板ネタでした。
各局が競うようにしょっちゅう放送していました。
その影響で、クラスにも職場にも必ず一人か二人は「自称見える人」(自称霊感がある人)がいました。
私は心霊よりも脳科学の方を信じております。
そのため
「自称見える人の少数は幻覚が見えてしまっている人。多数は流行に乗ってるだけのファッション見える人(陸サーファーみたいなもん)」
だと思っています。
なのでそういうファッショニスタさん(「流行に敏感なヒト」の意)には「適当に気のない相槌を打って、距離を置く」ことにしていました。
しかし、ある職場にいたA子さんとB子さん(「見えるよね」「見える見える」で意気投合している赤の他人同士のファッショニスタユニット)には、その態度が気に食わないと思われたようでした。
それとも「怖がってる人※にこそ、そういう話をして怖がらせることが面白い・楽しい」というジャイアンマインドだったのか。
どっちにせよ私はターゲットにされたようで、当時しばしば捕まっていました。
※怖がっていたわけではないですが「適当に相槌を打って距離を置く」態度が怖がっていると解釈されたようです。
A子「だって、見えるもんねえ」
B子「うん。普通に、そこらじゅうにたくさんいるもんねえ」
私 「いったいどういう風に見えるんですか?」(諦めて少しは話に乗ってみる)
A子「普通よ。普通にそこらを歩いてる。電車にも乗ってくる。普通に喋ってる」
B子「そうそう。全く普通の人間と変わらない。紛れてる」
私 「じゃあそれ、普通の人間ですよ」
A子B子「・・・へっ!?」
私 「人間に見えるんだったら、それは人間なんですよ」
A子「違うわよ!!わかる人にはわかるの。あなたにはわからないでしょうけど!」
B子「わからない人は、わからないものだから話かけられたら返事とかしちゃうのよね。こわーいww」
A子「エンドウさんは、知らずに霊と普通に会話しちゃって、憑かれちゃうタイプだわ。こわーいwこわーいwwこわーいwww」
私 「はあ、そうですか。じゃあ見分けるコツをご伝授いただけませんか?」
A子「そんなの、わかるひとにはわかるの!」
B子「一目で分かるからコツとかないわよ」
A子B子「ねーーーーー!!」
私 (だめだこりゃ)
ところが、オカルトブームの衰退とともに「自称見える人」は減っていきます。
東日本大震災が起きる少し前頃には、少なくとも私の周囲では「私は見えるヒトなの!」と言う人はほぼ見かけなくなっていました。
日焼けサロンブームの衰退と同じような感じで、潮が引くように・・・。
代わりに東日本大震災前後からは、統合失調症が広く認知され始めます。
わかりやすい陽性症状として、幻覚や幻聴などが出ることも知られるようになりました。
その辺も関連していると私は思っています。
つまり「統合失調症だと思われたらイヤだから、自称見える人はもう卒業しようっと」みたいなノリかと。
「ファッショニスタ いらすとや」と検索したらこんな画像が出ました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。