いったいどんな悪さをしたのかワルナスビ(悪茄子)
先日「イヌホオズキ」の記事で「別名は『バカナス(馬鹿茄子)』」と書きましたが…
とても良く似た花に「ワルナス(悪茄子)」というのがあります。
花はそっくりなので葉で見分けるしかありません。
この大きな葉っぱがイヌホオズキ(バカナス)。
小さな葉っぱが「ワルナスビ(悪茄子)」
ナス科ナス属というれっきとした茄子の仲間でありながら「ワル」と言われるのはなぜなのか?
実はプチトマト似の実にソラニン(有毒物質)を含むため。
家畜や子供が誤って食べると中毒を起こすから「悪」なのだそうです。
英語名はhorsenettle。
nettleとイラクサのこと。
ワルナスビの茎や葉にトゲが生えているためです。
また英語の別名は「Devil's tomato(悪魔のトマト)」なのだそうです。
これがワルナスビの果実。
あ~これは確かにプチトマト。
画像はWikipediaより。
野原でプチトマトを見かけても採らないようにしましょう。
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