昭和歌謡「木綿のハンカチーフ」が苦手です<前編>
仕事帰りにふらっとブックオフに入ったら、店内放送で「木綿のハンカチーフ」が流れていました。
昭和の大ヒット歌謡曲として有名ですが、私はこの歌が苦手なんです。
小学生の頃初めて聴いてすごく違和感を感じて、背中がゾワッとしたのを覚えてます。
いいおばちゃんになった今、改めて聴いても背中がゾワッとしました。
この歌は都会で就職した男性が、田舎に残した彼女に「恋人よ〜」と呼びかけ、女性が「いいえ、あなた〜」と返す、を繰り返します。
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。
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まず彼氏の方の呼びかけ方が他人行儀過ぎて引く。
なんだよ「恋人よ」って。
本当に恋人同士なのか疑問ですよ。
家族に「家族よ」って呼びかけられたら「そっか、私はもらわれっ子だったのか」って思うよ。
(小学生の時の感想)
教師が私だけにピンポイントに呼びかけるのに「生徒よ」とか言う?
私の名前も覚えてないの?マジ?って話です。(同上)
タラちゃんがタマを呼ぶのに「タ~マタマタマ」じゃなくて「ね~こねこねこ」って言ったら、タマもきっとこういう顔☟をするわ。
画像はネコチャンホンポより。
はい、ここまで読んで
「じゃあ貴女は全面的に、この歌では女性側の味方なんですね?」
と思われた方。
残念ながら、それも違います。
この女性もいい加減意固地で曲者。
男性の提案、全てに対して「いいえ、あなた」と真っ向否定から入るんですよ。
怖いわ。
「ありがとう、でもいいのよ」くらい、方便でも言えや!です。
歌詞①番
男「君への贈り物を探すね」
女「いいえ。私、欲しい物は無いわ」
要らぬ!
歌詞②番
男「流行りの指輪を送るよ」
女「いいえ。私、要らないわ」
要らぬ!
歌詞③番
男「僕のスーツ姿の写真を見てね」
女「いいえ。そんなことよりとっとと田舎に帰って来い!」
・・・!!
上は意訳ですが、とりあえず徹頭徹尾この調子です。
世の男性のほとんどはこう思うことでしょう。
☟
男「怖いわ。こっち(都会)で、もっと可愛い子を探そうっと」
男女を逆転させてもそう思いますもん。
あ、長くなってきたのでちょっと後編に続きます。
後編はこちらです。
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