HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

   

It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

昭和歌謡「木綿のハンカチーフ」が苦手です<後編>

前編はこちらです。


私も昭和の時代にど田舎に生まれました。
学校を出たもののまともな勤め先がなく、この歌の男性と同じように、職を求めて都会に出て来た者です。


だから言わせてもらいますが「とにかく帰ってきて帰ってきて」だけ連呼されても、仕事のない田舎に帰ってどうやって生活しろっていうんだ??って話です。


歌詞③番で


男「恋人よ今も素顔で口紅も付けないままか」


とか言ってるとこを見ると、この女性は地元でお勤めもしてないんだろうなと推測します。


社会人女性の化粧は「身だしなみ」と呼ばれて半強制だった昭和の時代の話ですから。




もちろん昭和の頃は学校出たハタチ過ぎの娘が無職でブラブラしてても「家事手伝い」とか「花嫁修業中」とか好意的に解釈されて、親にも世間にも公然と許されてましたよ。


でも、男性は違いましたからね。


せっかく都会で職にありついた男性。
しかも「見間違うようなスーツを着た僕の写真を見てくれ」と言ってますから、ホワイトカラーになれている。




なのに「都会に染まらないで早く帰ってこい」って、帰ったら同等の仕事を紹介してくれるのか?って話ですよ。


私が新卒の頃の私の田舎では、公務員になるか農協に入るかくらいしか地元でホワイトカラーになる道はなかったです。


女「うちのパパが社長やってる会社に次期社長候補待遇で迎え入れるから、帰ってきて」


だったらまだ話が別ですが、社長令嬢がいい年して口紅ひとつ付けずにスッピンでフラフラしてるってあまり考えられない。


普通、お飾りでも腰掛けでもパパの会社でOLしてるんじゃないかと。




というわけで、私は男性側も女性側も「こういうタイプ、苦手だ…」と思ってしまうのが「木綿のハンカチーフ」なんです。


④番の〆の意訳は軽くホラーですよ。


女「あなたが田舎に帰る気なさそうだから、私泣いてやる。『あなたにフラれた涙を拭く』ハンカチを最後にねだってやる(綿100%限定)」



「最後のわがまま」とか何とか可愛らしく言ってるけど、「涙を拭くハンカチをください」とか言われたら、男性が感じるのは


能天気なくらいお人よしの男性:罪悪感

普通の男性         :恐怖心


じゃないでしょうか。


無欲を装って、怨念が凄い。


私だったら速攻、電話もメールも拒否設定にしそうな気がします。