今日は何の日>7月24日:劇画の日(「ガロ」創刊日)
昨日の「何の日」がタイマーセットし忘れのミスで未公開で残っていました。
オーマイガー。
そっと後出し。
昨年は「河童忌(芥川龍之介命日)」をご紹介しました。
今年はこちらをご紹介いたします。
劇画の日
1964(昭和39)に劇画雑誌「月刊漫画ガロ」が創刊されたことにちなむ。
「劇画」という言葉は1957年末に辰巳ヨシヒロ氏(1935~2015)が「幽霊タクシー」という作品の中で初めて使用したとされている言葉です。
ストーリー漫画の中でもとくに絵柄が写実的なものを指します。
今時のマンガと比べるとそんなに写実的絵柄にも見えませんが…
当時大全盛だった「手塚治虫風の絵柄」(デフォルメ過多)に比べれば、遥かに写実的です。
下の画像は公式と駿河屋(古書販売)よりお借りしました。
964年に創刊した「月刊漫画ガロ」は、1964年から2002年の427号まで青林堂から発行されたマンガ雑誌。
創刊号の発行部数は部数は8,000部。
当時のマンガ雑誌がほとんど小学生を主要購読層に設定していたのに対し、大学生以上の大人をターゲットにしていました。
創立者は「カムイ伝」などで有名な漫画家の白土三平(1932~2021)初代編集長は青林堂創業者の長井勝一(1921~1996)。
白土三平がのちの代表作「カムイ伝」を連載したのがまさにこの雑誌。
他の主要執筆者には水木しげる、つげ義春、つげ忠男(兄弟)、池上遼一、永島慎二、滝田ゆうなど後にレジェンド級となった漫画家が多く含まれます。
創刊号の古書店における参考買取価格の一例☟
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。