人の振り見て我が振り直せを実感した、今日の郵便局(実話です)
今日、郵便局のATMに並んでいました。
するとATMを操作していた60代後半くらいの女性が
「ATMが止まった。使えなくなっちゃった」と大きな独り言を言いました。
しかしATM上部の表示は「取扱中」です。
何らかのトラブルで使えなくなった時は「取扱中止」に変わります。
「失礼します」と前の二人を抜かして近づき「画面を見ても良いですか?」と断ってから見ると、案の定でした。
「硬貨を含む取引には手数料がかかりますよ」という警告画面です。
「確認」を押すと次に進めます。
私 「右下の『確認』を押せばいいんですよ」
女性「何?何の確認?私はお金を預けたいだけなの!」
私 「硬貨に手数料がかかります、という内容を確認するだけです」
女性「私が預けたいのは万札よ!硬貨なんて使わないのに、なぜそんなこと確認しなきゃいけないの?今までこんな画面は一度も出たことなかったのに」
私 (いや、去年の1月からずっと表示されてる画面だけど…)
「とりあえずその『確認』さえ押せば、先に進めますから…」
女性(もはや私のことは無視して)「局員さーーーん!!(大きな声)
すっ飛んできた局員の女性は「研修中」名札を付けた若い子。
画面を見るや、無言で『確認』をポチ。
女性「あ、あらっ」
そして無事お金を預け入れた女性は…
「先月はこんな画面出なかったのに、急に変えないでほしいわ。びっくりするじゃない」
と、脇で神妙な顔で見守っていた研修中ちゃんにお小言を残し、帰って行かれたのでした。
去年の1月から、もう1年半以上表示されてる画面ですよ~~~~~~!!
「人間は自分の見たいものしか見ていない」
と言いますけど、本当にそうなんですね。
人の振り見て我が振り直せ。
気を付けようと思いました。
☟ここ(青い部分)が「お取扱中」表示になっている限り、
☟故障ではありませんよ。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。