今日は何の日>2月8日:針供養(お針さま)※主に西日本
昨年は「にわとりの日」をご紹介しました。
今年はこちらをご紹介いたします。
針供養(お針さま)
<針供養(はりくよう)>
折れ、錆び、曲がり等で使えなくなった針を、豆腐やこんにゃくなどに刺して供養する行事。
感謝の念をこめて針を供養し、裁縫技術の上達を願う行事です。
淡島神社(本宮は和歌山県和歌山市・他全国に八社)や淡島神を祀るお堂を中心に、少なくとも平安時代から全国的に催される民間行事。
日本での針は石器時代から主に動物の骨や角で作られていました。
骨針(こつばり/こっしん)と呼ばれます。
金属製の針は銅針として中国で発生し、日本には朝鮮半島経由で古墳時代に渡来したようです。
当時は大変貴重品で、大量生産されるようになったのは室町時代になってからでした。
和歌山の淡島神社本宮では、毎年約5万本の針が持ち込まれて供養されるそうです。
瓶に詰められた、針針針針!
ちょっと怖い。
淡島神社本宮は、針供養の他に人形供養でも有名です。
淡島神社本宮の本堂を埋め尽くす人形人形人形!
針よりもっと怖い。
東京都では浅草寺、神奈川県では鎌倉の荏柄(えがら)天神社が針供養で有名です。
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