自転車にひき逃げされ人生初の現場検証体験をする<後編>
この記事から続いています。
歩道上で後ろから走ってきた自転車に追突されました。
スピードの出るスポーツタイプです。
運転手はピタピタのサイクリングウェアを着た50代から60前後くらいの親父でした。
反動で前に転んだ私を助けもせず、数メートル離れたところから
「そっちが急に斜めに動くから!」(そちらの過失だ)
と言いました。
その言い草にムカついた私は起き上がって言い返しました。
私「歩道を、こんなスピードで自転車が来るとは思わないでしょ!」
男「スピードは出してない!」
私「スピード出してなきゃ止まれたでしょう?」
もう一度言いますが自転車は私の後ろから来ました。
普通に前方に注意していれば直進していた私が斜行しても、見えているはずです。
ブレーキ音はしてません。
そもそも車道には自転車レーンの線が描かれている場所です。
自動車の通行量はさほど多くないため、本来自転車は、特にスピードを出すスポーツタイプの自転車は車道の自転車レーンを走るべき所です。
しかしそうすると信号で停止しなくてはならないので、横着して歩道をシャーっと走り抜けようとしたと思われます。
T字路だから、歩道に上がってしまえば自動車用赤信号で停止する義務がないからです。
私から「スピード出してなきゃ止まれたでしょう?」と言われて言葉に詰まった自転車男。
なんとそのまま無言でペダルを踏み込んで逃げてしまいました。
❶歩行者とぶつかって怪我もしている(れっきとした交通事故)
❷車道に自転車レーンがあるのに歩道を通行(通行区分違反)
❸前方の歩行者が横にヨレただけで衝突を回避できない走り方をしていた(前方不注意)
❹倒れた歩行者をただ傍観していた(救護義務違反)
❺「歩行者の斜行が原因だ、自分は悪くない!」と責任回避
❻逃げ去り(ひき逃げ)
と悪質でしたので110番通報はしました。
人生初の現場検証体験をしました。
パトカー2台に警察官4名いらっしゃいました。
2名は鑑識?
「交通事故ですから」だそうです。
ちなみに歩道での自転車と歩行者の自己の過失割合は自転車100:歩行者0です。
歩行者が突然物陰から飛び出してきた場合でも自転車90:歩行者10です。
私は自転車の前方を歩いており、衝突前から自転車男の視界に入っていたはず。
ですから自転車100:歩行者0です。
通報時も現場検証でも、歩道上で起きた事故だから自転車が全面的に悪い、私の過失はないと言われました。
(当たり前)
常日頃ああいう走りをしているのだとしたら、また事故を起こして今度こそ逮捕されることを望みます。
ちなみに私の怪我は片膝と片手と額の擦り傷と打撲、もう片膝と片手は打撲のみ。
物損はズボンの膝に穴、メガネのフレームとレンズに傷。
警察官さんからは(証拠を残す目的で)救急車を呼ぶことを勧められましたが、半日潰れそうなのでそれは丁寧にお断りしました。
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