タイトルの文言は地下鉄の社内広告で見たものです。

「いつ」とは言わないところがこの手の予言のポイントでありトリックです。

太陽の寿命があと50億年余りと科学的に予想されています。
その頃には地球（＝この世）も滅ぶでしょう。

その意味では今のままであってもなくても平等に将来滅びます。

占い師の定番台詞もこのテクニックを駆使しています。

●占「あなた、悩みごとがありますね」

何ひとつ悩みごとのない人などほぼいないでしょうから「当たった」ことになってしまう。
金がありすぎて悩む人、モテすぎて悩む人だっているんですから。

●占「良くないことが起きますよ」

「いつ」「どんな」「どの程度」とは言わない。
良くないことが未来永劫なにひとつ起きない人はほぼいないでしょうから、これも漏れなく当たります。

今日のお昼の唐揚げを一個床に落とすのも良いことか良くないことかと言えば、良くない。
もう命中率100％の予言です。

●占「このままではあなた、④②ますよ」

寿命がありますからね。
150年くらい生きるとしても、ギネスに載るとしても、やはり最後は全員もれなく④②ますよ。

人間だもの。

というわけで、私は占いも占い師も信じません。

それ以上に占いを盲信して依存して、おまけに他人にしつこく推してくる人が苦手です。