正月から働く猿回しのお猿さん❶コハク君@堀之内妙法寺(東京都杉並区)
杉並区で一番有名な厄除け祖師・妙法寺。
本堂御参拝の列が門の外どころか90度折れて車道まで続く元日。
行列に並ぶのが好きでないエンドウ夫婦は、これを見越して毎年大晦日の明るいうちに御参拝を済ませています。
なので元日は並ばず、横合いから本堂に向かってお辞儀だけして略式参拝完了。
え?いいのかって?
…いいんじゃないですか?
大事なのは型式ではなく、気持ちですよ、気持ち。
浄土真宗徒だしね※。
※日本の仏教宗派の中では抜きん出て型式を否定することで有名。
エンドウ夫婦(仮名)が、大晦日にも来たのに元日にもまた来る目的は、猿回し。
ここ妙法寺は毎年3が日、猿回しが呼ばれるのです。
今年のお猿は、日光猿軍団所属の新人・琥珀(コハク)君。
2歳(人間換算6歳)の男の子。
6歳のいたいけな幼児が元日から9時‐5時で働かされていると考えると、少々不憫ですが…。
猿使いのお姉さんともども、今日がデビューだそうです。
お姉さんのMCも初々しかったです。
肢が痒いコハク君。
2歳は本当にちっちゃいですが
「ちっちゃーい!」「可愛いーい!」
と、特にチビッコの観客には大好評。
演技が少々ぎこちなくても、それが逆に受けていました。
大道芸の一種なので、もちろん最後は投げ銭タイム。
「500円以上の投げ銭をくださった方には、お猿さんの手形カードを差し上げます」
とのことで、いただきました。
衰退の一途をたどる日本の伝統芸能の一つ、猿回し。
近年では動物保護活動団体などから「動物虐待」「廃止希望」などと批判されてもいます。
難しいですね…。
でもこの猿使いのお姉さん、自身が新人だからか、短い演技の間にも何度もコハク君をハグしたり、撫でまわしたり、チュッチュしたりと、可愛くて可愛くてたまらないというのがダダ洩れでしたよ。
※ベテラン猿使いさんはその辺が実にクールです。
妙法寺での猿回しは明日3日まで、9時~17時に行われています。
近隣区の方はいかがでしょうか?
妙法寺は
「境内に足を踏み入れただけで(参拝する前に)厄が落ちる」
と言われるほど、超強力な厄除け寺として有名です。
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