HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

   

It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

今日は何の日>2月25日:膝関節の日と、変形性膝関節症


昨年は「夕刊紙の日」をご紹介しました。


今年はこちらをご紹介いたします。


膝関節の日


キューサイ株式会社が制定。


「キューサイの青汁」で一躍有名になった同社が「膝サポートコラーゲン」も製造販売しているため。


語呂合わせは日付は、Knee(ニー/ひざ=2)2(に)っ5(こ)り。


変形性膝関節のお話


変形性膝関節症患者は日本に約2,500~3,000万人いると推定されています。
何と日本の人口の4人に1人。


重賞になると手術が必要ですが、もっとPも一般的な人工膝関節置換術も、日本で毎年4万件以上行われているそうです。


人工膝関節置換術とは、簡単に言うと膝関節の表面を取り除いて人工関節に置き換える手術です。


人工膝関節は一種のインプラント(体内に埋め込まれる器具の総称)で、4つの部品が組み合わされています。


※日本ではインプラント=人工歯根のこと、という認識が一般的に根強いようです。
実際は骨折した骨を固定するボルト、心臓ペースメーカー、人工内耳等も全てインプラントです。
人工歯根はその中の一種「デンタルインプラント」に過ぎません。



膝関節インプラントは、現在の所⑴大腿骨部品はコバルトクロム合金⑵脛骨部品はチタン合金⑶サーフェスと⑷膝蓋骨部品は超高分子ポリエチレンで造られています。


画像は膝関節症クリニック(医療法人活寿会グループ)よりお借りしました。


人工関節置換患者はそれだけで身体障害認定を受けることが可能です。
ただし障害年金を受けるためには年齢などいくつかの条件があり、クリアしていないと受けられません。


ザックリ言うと厚生年金に加入している満65歳未満の人。


一方、人工膝関節置換術を受ける患者の平均年齢は75歳。
受けられないケースが多いということは認識しておきたい点です。


また条件をクリアして身体障害者認定されたとしても、それは人工関節挿後入はそれだけ身体的に不自由になることを意味します。


もちろん人工関節が発明される以前ですと最悪の場合は寝たきりになったでしょうから、それに比べればはるかにまし、ではあります。


ところで日本人は欧米人に比べ変形性膝関節症患者が多いのが特徴です。

原因の一つに「О脚の多さ」が挙げられています。


変形性膝関節症の主な原因は膝の内側からの荷重です。


 日本人は脛(すね)の骨が内側にわん曲する傾向があります。
これが一般的に言うО脚(おーきゃく)です。


О脚は体重のかかり方から内側の軟骨が減りやすくなります。
内側の軟骨が擦り減ると、さらに内側に体重がかかりやすくなり、O脚変形が強くなっていくのが特徴です。


さらに性別で見ると女性が多い(男女比1:2)ことも特徴です。


理由として


①筋肉量が少ない(脚筋肉は膝の曲げ伸ばし時のクッションの役割も果たしている)


②閉経を境にエストロゲン(女性ホルモン/骨・軟骨・筋肉を正常に保つ働きがある)が急激に減少する


が挙げられています。


昭和の頃(私が子供の頃)の日本には「女の子の八重歯やO脚は可愛い、愛嬌だ」という、世界的に見ても実に変わった価値観がはびこっておりました。


「女性は首が長い方が美人」(首長族)並の、野蛮な価値観だよ…と子供ミリエはおののいておりました。


平成になり「八重歯やO脚は矯正すべき」というグローバル認識に変わった時はホッとしました。