エド・ハリス出演作「アポロ13」「ライトスタッフ」どちらもNASA宇宙計画の話
この記事で「トップガンマーヴェリック」(2022年)出演者の中では私の一番推し」と宣言したエド・ハリス氏。
アポロ13( Apollo 13)
彼がその27年前、映画「アポロ13( Apollo 13)」(1995年/主演はトム・ハンクス)に出演した時の画像が下です。
45歳。画像はシネマトゥデイよりお借りしました。
アポロ13に乗る方ではなく、裏方(NASA主任管制官)を演じています。
「アポロ13」はケヴィン・ベーコン(アポロ13に搭乗する3人の宇宙飛行士の一人。ファンです!!)目当てで観たエンドウでしたが、エド・ハリス演じるジーン・クランツ管制官(上画像)も良かった。
ケヴィン・ベーコンはトム・クルーズより4歳年上。
トムが若見えモンスター過ぎて、誰と並べてもちょっと年齢差がおかしい…。
ベーコン画像はWoman's healthよりお借りしました。
ライトスタッフ( The Right Stuff)
エド・ハリス氏は「アポロ13」のさらに13年前に「ライトスタッフ( The Right Stuff)」(1983年)という映画にも出ています。
画像はAmazonとザ・シネマよりお借りしました。
こちらは、NASAのアポロ計画(月への有人宇宙飛行計画)の一段階前の話。
「有人宇宙船で地球周回軌道を回る」ことを目的とした「マーキュリー計画」(1958~1963年)を基にしたものです。
当時アメリカより先んじていたソ連の「ヴォストーク計画」に対抗したものでした。
エド・ハリスは「マーキュリーセブン」と呼ばれた、計画に選抜された7人の宇宙飛行士の一人を演じています。
実話に基づく話なので、エド・ハリスが演じたのも実在した故ジョン・グレン宇宙飛行士 (1921~2016年)。
グレン氏は1998年にスペースシャトル・ディスカバリー号で36年ぶりに宇宙に飛び立ち、「最高齢宇宙飛行士 Oldest astronaut 」としてギネス認定も受けました。
記録は77歳103日。
その18年後の2016年12月8日に95歳で亡くなっています。
エドワーズ空軍基地の因縁
このマーキュリー計画の舞台も、モハーヴェ砂漠にあるエドワーズ空軍基地。
トップガンマーヴェリックの冒頭で、トムクル演じるミッチェル大佐がデススター、じゃなかったダークスターで「マッハ10の壁」を破った場所です。
※撮影に使われたダークスターは今でも基地で展示されているそうですが、精巧なハリボテ(モックアップ)ですよ。
飛行シーンもマッハ10突破シーンもCGです。
ここエドワーズ空軍基地は1947(昭和22)年に「ライトスタッフ」にも出てくるチャック・イェーガー准将が人類初有人超音速飛行(マッハ1.06)を成し遂げた土地として知られています。
その場所で、70数年後にトムクル演じるミッチェル大佐が、今度はその10倍の記録を出す。
というか、この「コモドール(准将)・イェーガーが人類で初めて音速の壁を破った場所」だからという理由で「トップガンマーヴェリック」のロケ地に選ばれたのだと思います。
土地に歴史あり。
「ライトスタッフ」でイェーガー役を演じたのは、故サム・シェパード氏(1943~ 2017年)でした。
シェパード氏の画像はAFPBBNEWSよりお借りしました。

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