HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

今日は何の日>3月26日:カチューシャの唄の日


昨年は「食品サンプルの日」をご紹介しました。


今年はこちらをご紹介いたします。


カチューシャの唄の日


一般社団法人・松井須磨子協会(東京都新宿区神楽坂)が2023(令和5)年に制定。


同協会は同年1月26日に設立。


松井須磨子協会は、明治末期から大正時代に活躍した新劇女優・松井須磨子(長野市出身、神楽坂で活動、本名は小林 正子)の顕彰活動を行う芸術文化振興を目的として設立された団体。


代表理事・堀川健仁氏は、松井須磨子養家※の子孫だそうです。


須磨子は1886(明治19)年に士族小林家(旧松代藩士)の九人兄妹の末子として誕生。
5歳で長谷川家の養女となりますが、養父死亡のため14歳で実家に戻っています。


堀川氏はこの養家長谷川家の血筋だということですね。


画像は信濃毎日新聞よりお借りしました。


「カチューシャの唄」は、1914(大正3)年に作られた歌で、作詞は島村抱月・相馬御風、作曲は中山晋平。


劇団芸術座第3回目公演「復活」劇中歌として、主演の松井須磨子と共演の山田隆也、宮部静子が唄いました。
レコードは「復活唱歌」のタイトルで松井須磨子の独唱バージョンが発売されています。


「カチューシャの唄」


カチューシャかわいや わかれのつらさ
せめて淡雪 とけぬ間と
神に願いを(ララ)かけましょうか


(2番・3番・4番は割愛)


「カチューシャかわいや わかれのつらさ」


というフレーズが、大正3当時は流行語になったそうです。


劇団芸術座は1913(大正2)年に島村抱月と松井須磨子が中心となって結成した劇団ですが、活動6年で解散(1919年)。


1924(大正13)年に水谷竹紫と水谷八重子が名前を受け継いで第二次芸術座を結成します。


こちらは21年活動を続けましたが、1945(昭和20)年に空襲激化のため解散しています。


水谷八重子といっても、現在もご存命のこの方(二代目水谷八重子・画像左・松竹公式よりお借りしました)ではありませんよ。


この方のお母さん、初代水谷八重子(画像右・Wikipediaよりお借りしました)の方です。


 


松井須磨子さんのお墓は、地下鉄東西線神楽坂駅と早稲田駅のちょうど中間、真言宗豊山派多聞院にあります。


漱石山房記念館(夏目漱石没地)や草間彌生美術館のすぐ近く。


早稲田駅からだと早稲田通り経由で800m徒歩12分。

神楽坂駅からだと700m10分です。