「子連れ様」論争に対する私見
最近「子連れ様」という言葉がずいぶん議論されていますね。
私は、例えば下のような状況が経営サイドの本音だと思います。
一方で、当事者サイドからは「子連れ様」論争以前から定期的に
「第三者からこんなひっどいことを言われたカワイソウな母親の私だけど、優しい人(店員や通りすがりなどやはり第三者)さんに助けてもらったの~♡」
系の発信がされています。
⇩一例⇩
私は以前、3番目の記事ような対応をする飲食店に入ってしまいそれはそれは不快な思いをしました。
男の子が椅子の上に土足で立ち上がって飛び跳ねるのを「ギャハハ」と面白がる父親。
テーブルにまで土足の片足をかけた段階に至ってようやく「だめよー」(抑揚なし)と注意する母親(言うだけ)。
一方で、隣のテーブルの私の椅子のフレームをガンガン蹴りまくる(こちらももちろん土足)女の子は放置。
そして店員は「元気ね~」とニコニコ。
母親「ごめんなさいねー」(と、店員にだけ言う)
店員「いいんですよお~」
もう料理に箸をつけていましたが、椅子蹴りが激しすぎた&男の子が投げた丸めたティッシュがこちらのテーブルまで飛んできた&別の席の客が会計に立ちその席が空いた、ので
「席を変えてください!」と店員に頼むと、
店員「え?・・・あ、いいですよぉ~」
それを聞いて、不愉快そうにこちらを睨む父親と母親。
すると女性店主(60代くらい)が、厨房の奥から店中に聞こえるような声で父親と母親にかけた言葉が・・・
女性店主「どーんまい!大変なのは今のうちだけだから!ね!」
席を移った私と夫に対しては、何もなし。
不愉快だったので完食せずに会計に立ちました。
するとその女店主、今度はさっきの大声の「どーんまい」とは対照的な、その父親と母親には聞こえないような小声でヒソヒソと私と夫にだけ
女性店主「ごめんなさいねえ」
なんで小声?
ますます不愉快になり、小銭までキッチリの額(そんな店の釣銭をもらいたくなかったから)をトレイに叩き付けるように置いて「ごちそうさま」も何も言わずに店を出てしまいました。
しかし、上の漫画風に描かれたら、これも
「無理解な隣の客に、あてつけがましく『子供がうるさいから(とは言ってません)席を変えて!』と言われて、泣きそうだった(脚色)私に『どーんまい』と言ってくれた、優しいお店の人、神。思わず嬉し泣きしちゃいました(脚色)!」
とされるんでしょうね。
上のマンガですが、いくら子供が騒いでいても、それ以上に必死になって親が止めていたら「遊び場じゃないですよ」などとは言いにくいものです。
赤の他人からこの台詞が出るのは、よっぽど堪忍袋の緒が切れた時。
通常は
「親が口先だけは『だめよ~』と言ってるが、本気で止める気配が全く感じられない上に騒ぎ方が限度を越えている」
時だけだと思います。
相当話を盛ってる(自分被害者/他罰モード全開の)共感(というよりインプレション)稼ぎだなあ、としか思えません。
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