水族館激混みでも通年無料の鳥類園はガラ空きの葛西臨海公園
こちらから続いています。
5月4日みどりの日。
無料公開の葛西臨海水族館は、午前中は1時間並びのアナウンス。
子供連れが昼食のために外に出ると思われるランチタイムを狙っても20分並びでした。
しかしランチタイムまで時間調整しようと向かった、水族館に隣接する鳥類園(通年無料)はガラッガラ。
ここは池に集う野鳥を、鳥を脅かさないよう遠くに設置された指定観察板越しに静かに観察するスタイル。
なので、すぐ近くで見れないと満足しない小さいお子様向けではないんです。
・・・にしてもガラガラすぎだよ。
ウォッチングセンターの説明はとても分かりやすくて、勉強になるんですけどね。
遠すぎて、備え付けの望遠鏡で見るしかなかったけど、超希少なクロツラヘラサギ(黒面箆鷺)が見れました。
画像はWikipediaよりお借りしました。
どのくらい希少かというと、全世界で6千羽ちょっとしかいない上に、日本に飛来する個体は少数派、しかも山口県より南にしか来ない渡り鳥。
それがどういう心境かこの葛西臨海公園を気に入って、はるばる東京まで飛来する酔狂な個体が数羽だけ出現。
この冬も4羽だけ飛来したというのです。
こちらは普通のヘラサギ。
クチバシだけが黒く、顔は真っ白です。
日本に来る目的は越冬。
「なので4羽のうち2羽は既に北(中国北部あたり)に渡ってしまい、今2羽が残っているんですが、今朝から見える所にいるのはあの1羽だけです」
と説明してくださったのは若い女性のスタッフさん(どう見ても20代半ば)。
知識が豊富で、1つ質問すると打てば響くように4つ5つの答えが返ってきました。
最近のリケジョは美人が多いと聞きますが、その方も本当に美人さんでした。
天は二物を与えるぞ。
もっとどんどん与えてください。
クロヅラヘラサギについては、一回だけ続きます。
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