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My opinion>医療>プラセボ効果とノセボ効果と医師選び

午前中のこの記事で触れたプラセボとノセボに関して。


6/26に公開した記事をリライトしてみました。


🌸 🌸 🌸 🌸 🌸



プラセボ効果(Placebo effect)


プラシーボ効果、擬薬効果ともいう。


有効成分が含まれていない薬剤(​偽薬/プラセボ)💊であるにもかかわらず、
本物の薬だと偽って投与されることによって、
本当に主作用(症状の改善)や副作用の出現が見られること。


ノセボ効果(nocebo effect)


ノシーボ効果、反偽薬効果ともいう。


有効成分が含まれている薬剤💊であるにもかかわらず、
偽薬といって投与されることによって主作用(症状の改善)が低下する、
もしくは全く見られなくなること。
毒と偽られた場合は、ありえないほど重篤な副作用が出現することも。



要は思い込みの力はすごい。「病は気から」は現実に起きるということです。


ここで要注意なのは、医療者への不信感がある場合もノセボ効果は出るということです。


医療者への不信感がある場合、薬品の有効度は20%低下するという報告があります。


ときどき
「今の医師とはそりが合わないが、我慢している」
という方がいらっしゃいます。


私の親戚にも
「性格が悪くても口が悪くても、医者は医者。
(医大出てる分)私より頭が良いことだけは確かなんだから、我慢する」
と言ってる人がいます。


しかしそれは「そりの合う、好きな医師」から同じ薬をもらう場合に比べ、
薬の効き方が悪くなっている可能性があります。


日本には昔「一度通い出した医師は簡単に変えてはいけない」神話が根強くありました。


医師の方も、自分に見切りをつけてよそに移る患者を「病院ホッパー」呼ばわりし、


「そんな患者は、医者の腕が悪いから離れるんじゃない。
自分に都合の悪いことを信じたくないだけ。
だからどの医者にも満足せず、何度でも転院を繰り返す。
そうしてるうちにどんどん悪化して、最後には手遅れになる」


などといった呪詛の言葉を、平気でマスコミで発言したりしていました。

しかし時代は変わり、今はセカンドオピニオンも転院も普通になりました。


でもまだ一部に神話は残っていて


「とにかく医者は私より偉いんだから」(うちの親戚)
「嫌いなタイプの先生だけど、腕はいいらしいから」
「薬をもらうだけだから」
「転院は面倒くさいから」
「他の病院は遠いから」


といって転院をためらう人も少なくないようです。


しかし、全く同じ薬でも

  • 好きなタイプの医師から処方してもらう
  • 嫌いなタイプの医師から処方してもらう

たったこれだけの違いで、有効度が20%も違うとしたら、どうですか?

私は医師が複数いる大きな病院で嫌~なタイプに当たったら、まず担当医チェンジを申し入れます。


乳がん手術をした病院でも、
「A医師だけは、私の執刀医にしないでほしい。理由はコレコレ」
と正式に申し入れました。


普通に聞き入れられましたよ。


おかげさまで真摯で丁寧な執刀医に当たりました。


その顛末を書いた記事はこちら


医師は、選びましょう。


同じ薬なら有効度100%を取りにいきましょう。💊


<補足>


セカンドオピニオンとキーワード検索すると、
個々の病院のHPの中にの該当記述がたくさんヒットします。


それらにはまずたいてい
「まず主治医にセカンドオピニオンを受けたいと申し出て承諾を得る」
が必須ステップだと書かれています。


そうでしょうか❓
それが言いにくくて結局ズルズル最初の病院に罹り続けるという人、
日本人には多くないですか❓
これに関する私の意見も、近日中に書きたいと思っています。