小石川植物園のニュートンのリンゴの花:5月4日は都営庭園巡り其の2⃣
この記事から続いています。
小石川後楽園から小石川植物園までは、天気が良ければ歩ける距離です。
しかしこの日は台風並みの突風が吹き荒れていましたし都営地下鉄ワンデーパスを持っていたので大人しく都営三田線で移動しました。
三田線で2駅です。

名前は似てるわ場所も近いわで、小石川後楽園と混同する人が絶えない小石川植物園。
正式名称は「東京大学大学院理学系研究科附属植物園本園」。
長すぎるので通称の「小石川植物園」が使われています。
本園というからには分園もあり、栃木県水戸市にある「東京大学大学院理学系研究科附属植物園分園」は通称「日光植物園」です。
2012(平成24)年に「小石川植物園(御薬園跡及び養生所跡)」として国の名勝および史跡に指定されました。
「大岡越前」の主要キャラ「小石川療養所の榊原伊織先生」(演じたのは故・竹脇無我さん)で(時代劇ファンには)お馴染みの小石川療養所。
八代将軍徳川吉宗が目安箱への当初をきっかけに1722年に小石川御薬園内に設立した、実在した貧民向け無料医療施設です。
山本周五郎の小説「赤ひげ診療譚」の舞台も小石川療養所です。
小石川御薬園、つまり現在の小石川植物園自体はもともとは五代将軍綱吉の別邸でした。
こちらは入園料大人500円。
5月4日みどりの日と10月1日都民の日の年2回無料になります。


温室の前に「ニュートンのリンゴの木」があります。
アインシュタインを上回る天才だったと言われるアイザック・ニュートン(1642~1727年)の万有引力発見逸話に登場するリンゴの木は、彼の生家にあった「フラワーオブケント」という古い品種でした。
元樹は老衰のため1814年に伐採されましたが、世界各国に乞われて接ぎ木されたクローンが多数現存しています。
ここ小石川植物園にあるのは元樹から直接ではなく、2代目の樹の枝を譲り受けて接ぎ木した「孫樹」だそうです。
日本では他にも三機工業大和事業所(神奈川県大和市中央林間)や三井住友海上駿河台ビル屋上庭園(東京都千代田区神田駿河台)などにクローンがあります。
これが小石川植物園のニュートンのリンゴ。
リンゴの花は桜と同時期に開花するので既に花期は終わっていましたが、辛うじて数輪の花が残っていました。



温室内の花は少なめ。

平坦な大名庭園である小石川後楽園に比べ、ここはけっこう起伏のある地形です。
奥に入るとうっそうとしています。

小石川植物園編は一回続きます。








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