お悔み>マンガ家>水島新司さん
「ドカベン」や「野球狂の詩」をはじめとした野球漫画の大家、
水島新司先生が1月10日に亡くなられていたことが本日公表されました。
水島先生は昨年2020年の12月1日付で現役からの引退を発表されたばかりでした。
ゆっくりされる間もなく、亡くなられてしまいました。
82歳でした。
死因は肺炎とのことです。
- 野球狂の詩 (1) (講談社漫画文庫)
- コミックス
- 本
実は私はコテコテの文系だったもので、野球のルールがいまだによくわかっていません。
なので「ドカベン」や「野球狂の詩」は、読んでますが理解がイマイチだったと思います。
それでも、18歳で野球漫画でデビュー以来、2018年の
「ドカベン ドリームトーナメント編」
の連載(週刊少年チャンピオン)終了まで、60年間、ほぼ野球漫画だけを
描き続けてこられた偉業には尊敬の念を禁じ得ません。
日本初の女性プロ野球選手・水原勇気が主役の「野球狂の詩」が連載されていたのは
1972年から1977年です。
当時「女性がプロ野球選手になる」という設定は、今で言うならばおそらく
「ロボットが野球選手になる」以上に荒唐無稽な発想だったと思います。
それが現実になったのは、48年後の昨年2020年4月。
西武が女子硬式野球チーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」を創設した時でした。
2021年2月には阪神が「阪神タイガース Women」を創設しました。
ちょうどコロナの影響もあり、ちゃんといた試合がまだされていない状況ですが、
そのうちに水原勇気のように男性と同じチームで活躍する女性選手が出るでしょうか❓
私の行きつけの羊料理の店「ひつじや」の四谷三丁目店(本店は代々木)はメトロ丸の内線
四谷三丁目駅から徒歩3分ですが、通り道に「あぶさん」という居酒屋があります。
水島新司先生の率いる草野球チームの初代メンバーだった男性が、
先生の作品の一つのタイトル「あぶさん」を使った店名で1986年に開店。
水島新司さん公認の「聖地」と呼ばれる店です。
私は下戸なので入ったことがありませんが、目を通るたびになんとなく気になる存在でした。
「聖地」の店内写真。まさに「聖地」
出典元:上記公式
水嶋先生、どうか安らかにお眠りください。
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