野鳥>イソヒヨドリ>調べてみました
今日イソヒヨドリと遭遇したので、即記事にしました。
東京都心ではなかなか見かけない鳥なので。
しかしこのイソヒヨドリ(磯鵯)、普通のヒヨドリ(鵯)と姿形はそっくりですが、色が違いすぎますよね。
ほぼ灰色(ヒヨドリ)と青にオレンジ(イソヒヨドリ)です。
なので帰宅後に調べてみたところ、意外な事実が判明。
和名はヒヨドリに似ているからという理由で「イソヒヨドリ」と付けられたものの、実は全然別種の鳥だというのです。
ヒヨドリ
スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属。
全長は平均28cm。
生息地域はほぼ日本。
日本ならどこでもたくさんいるのに、外国人バードウォッチャーに珍しがられる鳥。
写真は教育出版のサイトより
イソヒヨドリ
スズメ目ヒタキ科。
体調は平均23cmでヒヨドリより若干小柄。
生息域はアフリカ大陸及びユーラシア大陸。
つまり世界的に見るとこちらの方がよく見られる鳥😲
天気jpより
日本と世界の逆転現象
つまり、世界的に見ればイソヒヨドリはよく見かける鳥で、ヒヨドリがレア鳥。
しかし日本だけはヒヨドリがあんまりたくさんいるので(何せ東京のど真ん中にもスズメと一緒にワラワラいる)そっちがスタンダードになっているという逆転現象。
「なんとなくヒヨドリに似てるから、イソヒヨドリってことで」
と命名されたということですね。
なかなかのガラパゴスっぷりです。
(悪い意味ではありませんよ)
青いのはオスだけ
本家❓ヒヨドリは雌雄同色ですが、イソヒヨドリは雌雄異色。
「雌雄異色の場合はオスの方が派手」
が鳥の掟(100%)。
なのでイソヒヨドリも青いのはオスだけです。
イソヒヨドリのメスはこんな感じ👇
墨田区公式より。
見事に地味ー❗️
これはバードウォッチャーでない限りヒヨドリとの識別は難しそうです😵
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