今日は何の日>7月11日:真珠記念日と日本の真珠王
1893(明治26)年に三重県鳥羽町の御木本幸吉夫妻が初めて真珠の養殖に成功した日。
養殖場を始めてから3年目で半円形ではあったものの5粒の養殖真珠が収穫された。
1896(明治29)年に半円真珠の特許(第2670号)を取得。
円形の真珠は更に13年後の1906(明治39)年に完成した。
御木本 幸吉(みきもと こうきち)
1858(安政5)年~ 1954(昭和29)年。
鳥羽で代々続くうどん製造業の跡取息子として生まれる。
世情・政情を読む能力に長け、青物商➡米穀商➡海産物商と転身を繰り返し明治維新の波に乗り財を増やす。
正規の教育を受けていないにもかかわらず士族令嬢と結婚。
東京帝大の佐々木忠次、箕作佳吉から阿古屋貝についての知識を教わり真珠の養殖を目指すも、発想が斬新すぎて協力者に恵まれず、最大の協力者は妻だった。
1899(明治32)年御木本真珠店(本店)を開御木本真珠店疎開業。
現在のミキモトを築く。
真珠王と呼ばれた。
\真珠王に、俺は、なる/
➡なった
1905(明治38)年。
まだ円形真珠が完成していない段階で、47歳の御木本幸吉は明治天皇に謁見するという光栄に浴します。
その時「未来の真珠王」は明治天皇にこう宣言したそうです。
「世界中の女の首を、真珠でしめてご覧にいれます」
なんというビッグマウス💦
しかし彼はその言葉を実行し「真珠王」の名声を得、96歳まで生きたのでした。
現社長・中西伸一氏は御木本一族ではありません。
というか歴代社長に一族は(幸吉氏以外)2人しかいません。
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