真夏の白昼の怪・・・❓
今日の東京地方は曇り。
しかし最高気温は33℃近くまで上がり、湿度が11時には90%に達し、非常に蒸し暑い一日でした。
そんな不快指数MAXの日中に仕事のお使いで外出しなければならなくなった私はバスに乗りました。
車窓の景色をボーっと眺めておりましたところ・・・
見てしまいました。
某バス停の向い側の、古びて廃墟感すら漂う公営住宅。
入口脇の植込の陰に、ボウッと浮かび上がる白い影。
歩道に背を向けた車椅子でした。
後ろ姿しか見えません。
車椅子のすぐ目の前は集合住宅の壁。
うな垂れるように座っているのは真っ黒な超長髪の白い服の女性。
それが微動だにしない。
折しもバスはチャージする人が2,3人続いた後、英語で道を尋ねる外国人がけっこう長く運転士さんと話し込んだりして、ゆうに2~3分は停車していました。
その間、その車椅子の人影はピクリとも動かない。
介助らしき人影もなく、いやとにかくその髪の毛が長い長い。
車椅子の背もたれよりも長い。
おそらく立ち上がったら軽くお尻より長い。
そう、ちょうどこんな感じ。
白い服、長すぎる髪、壁を向いて微動だにせず。
更に加えて車椅子。
幽霊を信じない私ですが、高すぎる不快指数に精神力が弱っていたのか何なのか、ほとんど生れてはじめて思っちゃいました。
「あの人、生きてる人かな?」
やがてバスは発車し、真偽は確かめようがありません。
とても不思議な光景でした。
画像は英語のHAIR CAREというサイトから拝借いたしました。
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