デヴィッド・ベッカム氏に感服した。彼は真の紳士です
ベッカム氏が一般弔問の列に13時間並び弔問を果たしたという記事を見た時、彼ほどのレジェンドすらも特別扱いしない英国は凄いなと思いました。
しかし、実は彼が特権行使を拒否していたことが報道されました。
英大衆紙「ザ・サン」の報道では、ベッカム氏にはVIPとして国会議員に許された参列免除の特権がオファーされたというが、元イングランド代表主将はこれを拒否。
英民放ITVのインタビューに応じたところによると、
「84歳の女性はハイヒールを履いて参列している。90歳の紳士も黙って並んでいる。みんなこうして並ぶことで敬意を示し、女王の人生を祝福しようとしている」
と話して、あくまで国民の一人として女王の弔問を行うという態度を崩さなかった。
13時間並んで、女王の棺とはわずか8秒の対面だったそうです。
英国で一番重視される資質がフェアネス(公正さ)です。
よく紳士の国英国と言いますが、紳士に要求されるのもまず第一にフェアネス(公正さ)です。
だからジョンソン前首相の隠れパーティーは、日本人の想像以上に国民に断罪されました。
ベッカムのことは、タトゥーが増え過ぎてからは少々苦手意識を持っていました。
私が間違っていました。
彼は高潔な精神の持ち主であり、真の紳士です。
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