誤字があったため訂正して再公開します。
初公開：2022/10/17　　12:00

週末に千葉県習志野市にある谷津干潟に行きました。

駅には近いし干潟の上を高速湾岸線やJR京葉線が通っていて、すぐお隣は船橋競馬場。
こんなにぎやかな環境なのにラムサール条約湿地。

少々不思議な所です。

干潟のご紹介は別記事で書きます。

本記事では谷地干潟自然観察センターでしか買えない希少で貴重な蜂蜜をご紹介します。

写真は谷津干潟自然観察センター。
有料施設ですが、グッズ購入だけなら入館料はいりません。

入口に貼られた告知。

観察センターで飼育するミツバチは、菜の花や桜、ニセアカシアやラベンダー、クロガネモチやネズミモチ、クローバーやコスモスなど、色々な花の蜜を集めます。

（中略）

谷地干潟周辺の自然の恵みに感謝しながら召し上がっていただけると嬉しいです。

（上のポスターより抜粋）

※ニセアカシアとクロガネモチとネズミモチ。
画像は植木ペディアより。

また瓶のラベルにはオオイヌノフグリ、タンポポ、クローバー、ネジバナ、ホトケノザが印刷されています。

※ネジバナとホトケノザ。
画像はLoveGreenより。

こういう野草の小花が大好きな私は大いに購買意欲を刺激されます。

センターのエントランスにはリーフレットも置かれています。
西武造園が手掛けるプロジェクトのようです。

90gというと本当に小さな瓶なのですが、買いました。

売場では既にプチプチ（正式名称：気泡緩衝材）でくるまれて陳列されていました。

プチプチを外したところ。

※「純粋はちみつ」は加糖していない蜂蜜という意味です。
日本で非常に安価で売られている中国産蜂蜜などは、水アメ（ブドウ糖・麦芽糖・デキストリンなどの混合物）を混ぜた加糖蜂蜜です。

私が普段愛用しているブライトザマー（メーカー：ドイツ／輸入販売者：不二貿易）の菜の花蜂蜜500g瓶との比較。

ブライトザマーについてはこちらの記事でご紹介しています。

蓋を開けました。
香はとても爽やかで控えめ。
ラベルに描かれている野草の花々そのもののように、自己主張をしません。

サラサラしたテクスチャです。

朝食のパンにかけてみました。
口の中でもサラッと消えてなくなります。

「一匹のミツバチが一生かけて集める蜂蜜は5gから10gです」

と売場に表示されていました。
（写真は撮りそびれました）

90gの小瓶は一見小さいですが、健気なミツバチ9匹から18匹分の生涯労働量と同じ。

小さな命に感謝しながらいただきました。

うんちく

私が子供の頃は

「ゼロという観念を理解できるのは人間だけだ」

が常識でした。

しかし研究が進んだ現在では

「イルカとミツバチもゼロの観念を理解できる」

と言われるようになっています。

※画像はフォーブスジャパンより。