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明日人生初循環器(心臓)内科に行きます<心エコー検査・前編>

タイトルを修正したため再公開します。

初公開:2022/11/10  10:00



循環器とは、平易に言えば心臓のことです。
血液を全身に循環させる臓器だからです。


GIFは中外製薬より。


先日健康診断を受けました。


聴診(聴診器を胸に当てる例のあれ)で「雑音が聞こえる」との指摘を受け、要精密検査(心臓エコー)を言い渡されてしまったのでした。



医師「当院でも精密検査はできます。予約しますか?数日待ちですけど」


私 「えっと、健康診断専門病院ですよね?」


医師「はい。ですから心エコー検査まではできます。治療はできません。万一要治療となった場合は大学病院の循環器内科とかに紹介状書を書きます」


私 「・・・考えます」


予約して、数日待って心エコー検査受けて、結果によっては照会状もらって、また大学病院予約して、半日(ことによっては一日)潰して大学病院に・・・


まどろっこしいわ。


というわけで開業医に行くことにしました。


開業医でも循環器内科専門医で、潔く循環器内科の単一科目を標榜しているベテラン医師なら上等です。


私が開業医を探す時に重視していること


1⃣ 単一科目を標榜しているか否か


標榜科目(ひょうぼうかもく)


医療機関が看板や電話帳などで広告することのできる診療科名のこと。


※基本的に医師国家試験に受かった人は、厚生労働省に届出さえすれば何科を標榜しようとかまわないことになっています。


科目数の制限もないので、町の開業医の中には「デパートか?」と言いたくなるくらい幾つもの科目を看板にズラズラ並べている所があります。


※一応厚労省は「医師1名に対し2科目までが望ましい」としていますが、強制力はありません。


総合病院のように標榜科目ごとに専門医を置いている所ならいいでしょう。


しかし開業医で医師が1人かせいぜい2人しかいないのに内科・外科・小児科・皮フ科・アレルギー科・・・って、どれが専門やねん。


我家から距離的に一番近い所で循環器内科を標榜している所の看板を見てみました。
「〇〇クリニック 内科・呼吸器内科・循環器内科・外科」でした。


では院長先生は何科の専門医なのかとネットで調べると・・・専門医資格はなし。
うーんそうですか。


専門医制度


各診療領域を担当する臨床系の学術団体(学会)が研修カリキュラムや研修施設などを定め、試験によって専門医の診療技能の修得レベルを認定する制度。

つまり特定科目を専門に勉強したという証明であり、腕(名医)を保証するものではない。


「軽い症状であっちの病院こっちの病院と行き分けるのは、時間もお金も余計にかかって嫌」


「町医者は資格より性格が大事。専門医が名医とは限らない」


「手に負えなきゃ専門病院を紹介してくれればいいだけの話なので、とにかく最初は近所で診てもらいたい」


という価値観の方ももちろんたくさんいらっしゃるでしょう。


たくさんの標榜科目を掲示している医師は、まさにそういうニーズをターゲットにしているはずですし。


でも私は皮膚科疾患なら皮膚科専門医に、心臓の精密検査なら循環器専門医にかかりたいんです。


2⃣ 医学博士か否か


あと、医学博士号も持ってる人がいいんです。


医大を卒業した=医学博士、と思っている人がすごく多いんですが、違いますよ。
医大の卒業論文だけでは博士号は取れません。


研究論文を書いて、それが認められて初めて取れます。


そして医院開業に必要なのは医師免許だけ。
医師博士号は必須ではありません。


※医師免許証画像は厚生労働省より。


もちろん研究医になる場合は必要です。
また臨床医でも大学病院などの勤務医になる場合は学位がある方が昇進や昇給で有利になるそうです。


ですから医師博士号を持たない開業医はざらにいます。


だからこれも個人個人の好みとしか言えないのですが、私は今までの経験で


「この人は名医だ、と思った人はたいてい調べたら医学博士だった」


ということが多かったので、チェックするようになりました。


ちっと長くなってきたので、後編に続きます。