アカハライモリの赤辰(セキシン)の永眠に寄せて
アカハライモリの再生能力は、プラナリアには負けますがそれでも最強部類です。
四肢や尻尾にとどまらず、眼球を失くしても再生してしまうと言います。
そんな最強生物でも寿命は勝てないのだと再認識しました。
小さい割にはその寿命が20年から25年もあるのですが。
歯もなければ爪もない、視力も嗅覚も弱い。
せいぜい天敵に対してテトロドトキシンを分泌するくらいしかできない…って、猛毒やんかそれ。
という、弱いんだか強いんだか矛盾した生き物。
関東地区では野生種の絶滅が確定されているのに、ペットショップでは安い所では300円から高くても800円で叩き売りされている。
という、貴重なんだかそうじゃないんだか矛盾した扱われ方の生き物。
でもとりあえず水槽に近づくと寄って来て餌くれダンスをする程度には慣れてくれる愛嬌たっぷりの小さないのち。
赤辰はどうやらかなりご高齢で捕獲されてしまった個体のようですが、野生でよくそこまで生きていました。
昨日は気分がふさいでしまってみなさんの記事もろくに読まずに寝てしまいましたが、天寿を嘆いてもしょうがないので気を取り直そうと思います。
お悔やみの言葉を下さった方、ありがとうございました。
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