1903（明治36）年にアメリカのライト兄弟（Wright Brothers）が動力飛行機の初飛行に成功した日にちなみます。

ライト兄弟は兄のウィルバー・ライト（Wilbur Wright／1867～1912年）と弟のオーヴィル・ライト（Orville Wright／1871～1948年）。

ライト家は5人きょうだいで、男・男・男・男・女。
ふたりは三男と四男でした。

髭のある方が兄ウィルバー、ない方が弟オーヴィル。

飛行時間は12秒、距離は36mでした。

しかしその後第一次・第二次世界大戦に使用する目的のため飛行機技術は瞬く間に驚異的進化を遂げます。

わずか36mの初飛行のわずか58年後の1961（昭和36）年にはソ連（当時）の宇宙船ボストーク1号がパイロット（ガガーリン）を乗せて宇宙有人飛行（大気圏外飛行）を成功させます。

さらにそのわずか8年後の1969年（昭和44）年にはアメリカの宇宙船アポロ11号が月面着陸にまで成功します。

それから53年経ちましたが、人類はまだ火星に到達していません。

時の流れは一定の速度ではないようです。