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映画>アメリカ映画>「ライフ」真田広之出演SF

台風で、午前中は土砂降り、雨が上がった午後は強風。
買物にも出たくない天気なので、またアマプラで無料の映画を観てました。


ライフ。
スーパーマーケットではありません。
スーパーのライフは好きです。



洋画です。SFホラーです。
ライフlifeの意味は「生活」とか「人生」ではなくて、「生命体」の方ですね。



ジャケにはいないけど、真田広之が出ております。


2017年公開・アメリカ映画
アマプラ会員無料

ライフ (字幕版)
ライフ (字幕版)
Video On Demand

ISS(国際宇宙ステーション)の宇宙飛行士が、火星探査船が持ち帰った土の中に生命体(微生物)を見つける。


報告を受け、大喜びして大々的に名前を募る合衆国。もうお祭り騒ぎ。


実際のISS


対して、ロシアの反応は全く描かれていません。
登場人物のISSクルー6人の中には、もちろんロシア人もいます。


宇宙開発はロシアのお家芸。事実、一時期は技術的にもアメリカを凌駕していました。
そのため、ことISSではロシアの発言権はとても強いと言われます。


なのに「火星に生き物がいたぞ!」「世紀の発見だ!ヒャッハー!」「小学生に名前を付けさせよう!」とハシャギまくるのは、アメリカだけのように描写されています。


その辺が妙におかしい。
・・・日本ももっと騒ぐはずなのになあ。


最近のハリウッド映画は中国資本の食い込みが著しく、キャストが「欧米人の中に一人だけ東洋人」な場合、95~6%くらいは中国人で※残りは韓国人だったりしますが、この映画では日本人の真田広之です。


それは、ISSがアメリカ、ロシア、日本、カナダ、と欧州共同体の共同運営だからです。


※中国は一時ISS参入を希望していましたが「自前で宇宙ステーションを打ち上げる」方向に転換しました。
今まさに建設中の「天空」です。



この映画の舞台である2017年に、実際にISSに長期滞在していた日本人は、、、いません。
ちょうど日本人クルー空白時期です。


<実際の日本人滞在実績>

  • 大西卓哉宇宙飛行士:2016年7月~10月(約4ヶ月)

前職は、全日空のボーイング767※副操縦士
※大型旅客機は、機種ごとに異なる免許が必要

 

  • 金井宣茂宇宙飛行士:2017年12月~2018年6月(約5ヶ月半)

前職は、海上自衛隊の潜水艦医(外科医)!!



真田広之演じる日本人クルーの役割はシステムエンジニア。


実際でも日本人クルーはだいたいこの辺の役回りを当てられているようなので、その辺はリアルですね。


実際のISS定員も6名です。


ところで、私は今までひげ面の宇宙飛行士をTV等で見た記憶がありません。
しかしこの映画では、男性クルー4名のうち2名がオサレひげ。
※オサレひげ:無精ひげじゃなくて、意図的に生やしてるもの。


無重力の船内で、ちまちまとヒゲのお手入れをするのは、電気シェーバーでガーッと全部剃るよりも数倍面倒そうなんですけどね。


映画の中の「火星生命体」は、地球生命体をはるかに超えた「ヤバいやつ」で、クルーを次々に殺し、地球を目指します。


何としてでも阻止したいクルーとの戦いが始まる(お約束展開)わけですが・・・


選ばれし小学生(アメリカの)に「ケルビン」と名付けられた、軟体動物ような生命体(ライフ)(もちろんオールCG)が、ちゃちでぺらいのはマイナス。


ヤバい火星生命体VSオサレひげの真田広之


やはりエイリアン(1979)シリーズの宇宙人の造形は素晴らしかったな~、と再認識させられます。


これ以上はネタバレになるので書きませんが、ひとことで言うと


「地球上でだってあちこちで外来種が大問題を引き起こしてるのに、火星で見つけた生き物を、ホイホイ捕ってくるもんじゃない」


という教訓になってます。


日本の「はやぶさ」だって、小惑星の土を日本に持ち帰っちゃってるわけですから、もし「ヤバいやつ」が潜んでたら・・・ですよねえ。



あら?ここでキレイに締めようとしたら、今年の3月に、ちょうどこの「ライフ」のラストから始まるようなロシア映画が日本公開されていた、ですって?


「スプートニク」
こちらは
「宇宙から帰還した宇宙飛行士が地球外生命体に寄生されていた。そいつがヤバいやつで・・・」
と始まる映画らしい。


コロナ禍で、映画館は封印してたから情報に気づいてませんでした。


えっと・・・。
いったん「ライフ」の記事はここで終わって、「スプートニク」の件は、続きます。