マンガ書評>㉝今さらの「デスノート」(前編・夢に出てきたから)
ナンバリング&再公開です。
初公開:2022/12/30 07:00
年の瀬にデスノートの夢なんか見てたんだなあ、私。
一昨夜寝落ちして爆睡したら「デスノート」の夢を見ました。
マンガの中に入り込んで、ストーリーが進んでいくのをただ傍観してる透明人間ってだけでしたけど。
デスノートの話題になると必ずと言って良いほど尋ねられるのが
「キラ(=ライト)派ですか?L派ですか?」
だと思います。
☟右が主人公の夜神月(やがみ・ライト)。
左がライバルのL(エル)。
正直に言います。
私、どっちも好きじゃないです。
この作品は筋書きが面白いので、コミックスは全巻リアルタイムで買いました。
そしてまだ持ってるわけですが、何度読んでも、どのキャラクターも「好きだ、贔屓だ」とは思えない。
境遇に同情できるのはヒロインの弥海砂(あまね・みさ)です。
でもこの娘、本人はライトの恋人と信じ切ってるけど、実はいいように使われてるだけ。
「なんでこんな女たらし(ライト)のひどい男にこうもコロッと騙されるかな~~~」
「気づけ~~~!」
と連載当時も思ってたし、今でも思ってしまう。
☟ひでえ・・・
☟ひでえええええええ・・・
☟おい・・・
週間少年ジャンプ(メインターゲットは小学生男児)で、仮にも主人公によくまあここまでゲスい表情&ゲスい言動をさせられたものです。
夢の中では、私がこういったシーンを傍観して、ミサに「騙されてるぞー」「気づけー!」「目を覚ませー!」と言ってみるんですが、私の声は聞こえてない。
もどかしいな~ってとこで目が覚めました。
強いて言えば、この作品で一番のイケメンかつマトモな人は、早々と死んでしまう八神総一郎氏(ライトのお父さん)ですかね。
・・・この人も息子(ライト)にまんまと利用されてるんですけどね。
映画版は鹿賀丈史氏が、ドラマ版では重松豊氏が、舞台版(これは観てないんですけど)では今井清隆氏が演じました。
ビジュアルだけなら今井清隆氏が一番ドンピシャですけど、どうなんでしょう。
とりあえず重松氏はちょっとイメージが違う気がします。
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