初詣2023>㉕東京で最も古い神社のひとつ湯島天満宮
土曜に秋葉原から御徒町、上野、湯島界隈を歩きました。
湯島天満宮は梅まつりで有名ですが、まだ早かったようです。
ほとんど咲いていませんでした。
この絵馬の数。
絵馬掛所(えまかけどころ)はここ一ヶ所ではなく境内に何か所もあるのですが、全部がこの密ぶりです。
受験シーズンですからね。
湯島天神は雄略天皇2(458)年1月 に勅命(天皇の命令)により創建と伝えられている、東京最古の神社のひとつです。
458年は古墳時代中期。
聖徳太子が574年生まれとされますので、それより116年も古いのです。
浅草寺の628年(飛鳥時代・推古天皇)、亀戸香取神社の665年(奈良時代・藤原鎌足の頃)、神田明神の730年(奈良時代)に比べても古さが際立ちます。
それより古い(2世紀とか)とする神社もいくつかありますが、2世紀頃というと日本は正直言って神話の時代。
第15代仁徳天皇(257年生まれ)以前の天皇は実在なのか神話(創作)なのか定かでないくらいなので、信憑性から言えばこの湯島天満宮当りが最古ではないかと個人的には思っています。
※あくまで個人の感想です。
神社公式
ちょっと待った!
祭神の菅原道真公は 845年生まれじゃないか!
・・・と突っ込んだそこのあなた。
こーの、歴史ヲタク!
上記サイトを読むと、最初の創建は458年。
その後、1355年に郷民(この地に住む民)が菅原道真公を祀りたいと言い出し、勧請(寺社の建立・修繕のために寄付を募る)して本社(福岡の太宰府天満宮)に分祀を願い出たもようです。
創建から900年くらい経ったこの時から、菅原道真公を祀る天満宮となったということですね。
1478には太田道灌が社殿を再建し、1590年に江戸入場を果たした徳川家康もこの神社を崇拝した、とあります。
1703年に火災で全焼した時は翌1704年に時の将軍徳川綱吉が金五百両を寄進した、ともあります。
綱吉の時代の500両を現在の価値に直すと、換算レートが諸説ありますが一説によると1億8千万円くらいです。
狛犬さんは宝珠も我が子も抱いていません。
天満宮といえば、牛。
ここの牛は特にいい笑顔をしています。
鳥居の台座の獅子も可愛い。
2月にまた梅を見に行きたいと思います。
初詣2023㉖>桜新町の桜神宮に続きます。
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