HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

人の一生が金より軽い国日本>二つの事件の判決の温度差


❶誤振込金着服男・田口翔被告(25歳)に懲役3年執行猶予5年の実刑判決。



画像は本人Twitterより。


❷地下鉄硫酸ぶっかけ男・花森卓被告(26歳)に懲役3年6ヶ月執行猶予無しの実刑判決。





二つを並べると違和感が際立ちます。


❶の判決が重すぎるとは思いません。
❷の判決が軽すぎるのです。


硫酸をかけられた被害者男性(事件当時22歳)は、失明だけは免れたものの顔と上半身に一生残る化学薬品火傷の跡が残りました。


まだ20代前半の若い男性が、今後の恋愛や結婚などにも困難が生じるであろう深い傷を負わされました。


❶の被害(現金4,630万円)は戻せば後遺症は残りません。


誤振込を行った職員の今後の昇進等に若干支障は出るかもしれませんが、それは不確実です。


一方❷は被害者の一生を確実に大きく狂わせておいて、それプラス半年程度の判決です。


この国の司法がいかに金を重要とみなし、被害者の人生や尊厳を軽く見ているかの表れのような気がします。


では、裁判官にとっては22歳の硫酸被害者の今後の一生約60年間の価値は、5,000万円程度ということでしょうか。


「その代わり執行猶予が付いてないじゃないか」ですって?
そんなことは重要な問題ではありません。