めまい(良性発作性頭位めまい症)を調べてみました<中編>
こちらから続いています。
良性発作性頭位めまい症が起きる原因は、内耳前庭(ないじぜんてい)にある耳石(じせき)がはがれて三半規管に入り込むため。
そもそも耳石(じせき)とは何ぞや?と思った私。
調べました。
耳石とは
脊椎動物の内耳にある炭酸カルシウムの結晶からなる組織。
平衡感覚と聴覚に関与する。
剥離したものの粉が三半規管に侵入することで、良性発作性頭位めまい症の一因となる。
「大きな耳石を持つ」➡「石持(イシモチ)」
になったんだそうです。
へえええ~~~。
おいしいですよね、イシモチ。
画像は横浜丸魚株式会社より。
耳石がなぜ三半規管に入るのか
頭部外傷など以外の多くのケースでは原因不明。
若年者よりも高齢者、男性よりも女性の方がなりやすい傾向がある。
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運動不足や加齢、カルシウム不足、ホルモンの影響などが関与しているといわれる。
病院に行く場合は耳鼻咽喉科にかかる
めまい発作が出ている時は「眼振」という特徴的な眼球の動きをが見られるそうです。
しかし良性発作性頭位めまい症の発作はおおむね1分程度で収まり、長く続かないのが特徴です。
なのでほぼ100%、発作が出ていない時に受診することになるため、専用のCCDカメラを使っても何回か受診しなければ診断がつかない場合がよくあるそうです。
めまい相談医のいる病院
私はできるだけその病気の専門医にかかるようにしています。
しかし、めまいに関してはまだ専門医制度がなく、一般社団法人日本めまい平衡医学会が認定した「めまい相談医」になるようです。
でも「良性」なら自然治癒とかしてくれないだろうか。
する場合も結構あるようですね。
また自分でできる「三半規管から耳石を追い出す体操もあるようです。
その辺に関しては<後編>」に続きます。
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