今日は何の日>4月11日:ガッツポーズの日・語源=ガッツ石松氏…は都市伝説
1974(昭和49年)年4月11日、東京の日大講堂※で行われたボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチで、当時24歳だったガッツ石松が世界チャンピオンのロドルフォ・ゴンザレス(米)にKO勝利しました。
※1958年(昭和33年)に日本大学が日本相撲協会から旧国技館を買収し、1982年(昭和57年)まで日本大学講堂だと名乗っていた。
その時、勝者・ガッツ石松氏が両手を挙げて勝利の喜びを表わした姿を、スポーツ新聞の記者が「ガッツポーズ」と言ったことからこの言葉が日本中に認識されるきっかけとなりました
このことから、のちに4月11日が「ガッツポーズの日」と呼ばれるようになりました。
和製英語である「ガッツポーズ」という言葉自体の起源は、それより更に2年前の1972年(昭和47年)11月30日に発行されたボウリング雑誌「週刊ガッツボウル」(学研)でした。
ゴルフプレイヤーがストライクを取った時のポーズを、雑誌名「ガッツボウル」から「ガッツポーズ」と命名したものです。
しかしその時は全く人口に膾炙せず。
広まったのはこのガッツ石松のKO勝ちからのため「ガッツポーズの語源はガッツ石松」説が浸透してしまいました。
「週刊ガッツボウル」(学研)はすでに廃刊しています。
バックナンバーの画像は公益社団法人日本ボウリング場協会公式の中の「ボウリングミュージアム」より頂きました。
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