ありのままの私を主張しながら他人のありのままは受け入れ難い?
SNS(ムラゴンではない)で紹介されていた「反ルッキズムマンガ」とやらをチラ見しました。
そしたら、1話の1コマ目からいきなりメタボ体型の若い女性が(制服を着ているから、おそらく職場の同僚?)に言うセリフが「お昼それだけですかあ?」
☟代理。
読む気がしなくなってその一コマだけで閉じてしまいました。
「無理してダイエットしてる、見るからに不健康な同僚」が出てくるというベタな展開かもしれないけど、食の細い人間というのは本当にいるんです。
私自身が幼稚園から小学校にかけて「食が細いわりに背丈だけはよく伸びる」子供だったため、給食の量が食べられないのに
「そんな(背が)大きいくせにこの量が食べれないなんておかしい」
「家で好きなものだけはたくさん食べてるんだろう」
「好き嫌い、わがまま以外に(食べれない理由は)あり得ない。矯正が必要」
などなどと教師に言われて給食完食を強要されたトラウマがあるからです。
☟ご飯に牛乳って拷問じゃないですか??
いい年した大人になっても体重が「痩せ気味」エリアを出ないので、健康診断で体重を量ったただけでお爺さん先生から
「あなた、ダイエットしてるでしょ!ダメ!」
といきなり小言言われたり。
職場の昼休み。
お昼を買ってくるのをうっかり忘れたけど、お腹が減ってない。
じゃあいいや!と思って何も食べずに本を読んでたら、自称ぽっちゃりの同僚に
「食事抜きダイエットなんて、絶対やっちゃダメよ~!」
と大騒ぎされたり。
上のマンガもたぶんですが
「平均体重より重くても、健康で元気ならぜんぜんOK。それに文句をつけるのはルッキズム(外見至上主義)。間違ってる!」
と言いたいんでしょう。
けど、太って食事量の多い人に「お昼そんなに食べるの?」と言うのはNGなのに、痩せて食事量の少ない人に「お昼それだけですかあ?」と言うのはOKなんですか?
食事量が少なくても健康で元気ならいいんじゃないですか?
こう言うと
「まあまあ。そのマンガだって、最後まで読んでみなきゃわからないじゃない?」
とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
正論です。
ただ、1コマ目で読む気がしなくなったマンガを我慢して読む義理はないのです。
書評を書けばお金になる稼業をしてるのならともかく、そうではありませんから、1コマ目で「読みたい」と思ったものだけ読みたいです。
ただ「ありの~ままの~姿見せるのよ~」と言うなら、平均より痩せてるありのままの人も、1日3食必ず食べなくとも別にありのままに平気な人も、ありのままで受け入れてください。
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