七夕こぼれ話:まるで織姫と彦星のようなマツカサトカゲ
遅い時間に公開したためアクセス数が少ない。
再公開します。
初公開:2023/07/07 23:00
今日の関東地方は珍しく雨の降らない七夕でした。
織姫と彦星はめでたく会えたことになります。
ところで、オーストラリアに生息する固有種でマツカサトカゲという爬虫類がいます。
このトカゲは織姫と彦星に例えられるような、強固な一夫一婦制で知られています。
画像はペットショップリミックスより。
雌雄ペア。たぶん手前が彦星、奥が織姫。
㊟ツチノコではありません。

マツカサトカゲは卵胎生(お腹の中で卵を孵化させてから産む)。
年に一度だけ、一度に1~2匹の仔しか生まないという、爬虫類にしては繁殖効率の悪い種類です。
その代わり寿命は長く、最長で50年ほど生きるそうです。
繁殖期以外は単独生活をしていますが、繁殖期間の2か月間だけは雄雌がペアを作ります。
そしてまた単独生活に戻るのですが、翌年の繁殖期には同じ場所で同じ雄雌がペアを作ります。
その次の年も、その次の年も、といった具合で、どちらかが死ぬまで一夫一婦制を守り抜くマツカサトカゲ。
観察された最長例では20年間ペアを組み続けた雄雌もいるそうです。
あまり俊敏なトカゲではないので、片方が車にひかれて不慮の死を遂げることも珍しくないそうです。
すると残された方が伴侶の遺体のそばを何日も離れようとしない、といった事例もいくつも観察されているといいます。
日本で仲睦まじい一夫一婦の例えに使われるオシドリ。
あれは実は一夫多妻制。
しかもけっこう浮気性、というのは鳥好きにはよく知られた話です。
「オシドリ夫婦」というのは昔の日本人の勘違いから生まれた言葉。
というわけで今日からは仲睦まじい一夫一婦の例えには「マツカサトカゲ夫婦」を使うのはどうかと提唱したい私です。
え?見た目が地味?グロい?
あなたは見た目がイケてる浮気者と地味で誠実な人、どちらを伴侶にしますか?
これが愛の結晶、マツカサトカゲベイビーズ。
画像は同じくペットショップリミックスより。

日本でもペットとして流通していますがオーストラリアからの野生種の持ち出しはほぼ禁止されているため高価。
相場は一匹30万から50万。
しかも上に書いたような習性ですから大人になったら雄雌ペアで飼ってあげたいもの。
しめて100万。
しかも50年生きるかもしれない。
かなり覚悟を試されるペットです。







このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。