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   秋は行楽シーズンです。出掛けましょう!

漫画家・芦原妃名子さん自死について思う


昨年末に日本テレビでドラマ化された女性向けマンガ「セクシー田中さん」(出版社は小学館)の原作者、芦原妃名子さんが自死されました。



経緯は以下の通りです。


「原作に忠実に」という条件でドラマ化を許諾した。
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しかし全然原作に忠実ではなかった(脚本家が改変しまくった)。
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慌てた原作者が(全10話の企画中の)第9話と第10話(最終話)の脚本は自分で書く」と申し出、押し通した。
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それが不満な脚本家が自分のSNSで(相当敵意剥き出しの表現を用いて)原作者の公開悪口を書き殴る。
またそれに脚本家仲間が多数賛同して、原作者を叩いた。
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原作者はそれに対し、自分のSNS上で反論どころか、謝罪。
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謝罪直後に原作者が行方不明になり、警察に捜索願が出されるも遺体で発見される。
死因は自死と発表された。
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発表を受けた周囲の反応


  • 脚本家:自身のSNSを鍵付き非公開(削除ではない)にし、だんまりを決め込む。
  • 日テレ:「お悔み申し上げます。(原作者には)感謝しております」
  • 小学館:「敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」
  • 一般人:「脚本家が悪い。公開苛めで原作者を追い詰めた」



で、これが脚本家の仲間がこれまた自身のSNSで発信した「脚本家叩きは止めろ」


SNS上での公開虐めで虐められた側が自殺しているわけです。


公開してますから大勢の人が見ていて、大多数が「内容がひどい」「きちんと謝罪を」と言ってるだけです。


なのに「虐めた人間に対する誹謗中傷は止めろ!」と正義漢ぶるお仲間。


ゾッとしますね。


でも本当にこういう人、よくいるんですよ。
おかしいと反応されると伝家の宝刀のように繰り出す定番の台詞が、だいたい鉄板でこれ。


「では君たちの誹謗中傷で今度は脚本家が自殺したら、責任を取れますね?」



「日本では加害者の権利だけが守られ、被害者の権利はおざなり」


とよく言われますが、今回もまたそれが繰り返されています。


ああ、嫌だ。