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「悪貨は良貨を駆逐する」が実践されている嫌な世の中:漫画家・芦原妃名子さん自死について思うその❷

 
初公開:2024/01/30 22:30




先にこういう記事を書きました。


その後でこういう記事を見つけました。


最初に攻撃を仕掛けた脚本家のSNSに同調コメントを書き込んだお取り巻きの一人が
「誹謗中傷を受けて困っています。やめてください」
と訴えているもの。



そもそも脚本家は、勝手な原作改変に驚いた原作者が「最後の2話の脚本は自分で書く」と言い出し実行したことに逆切れして、原作者の悪口を一方的に発信しています。


それに対してこの脚本家同じ穴のむじなさんたちや、この脚本家が「原作クラッシャー(原作潰し)」という異名を持ちながらも何故か売れっ子だったため、ゴマをすろうとする「太鼓持ち」さんたちが競って賛同コメントをしました。


原作者はそれを受けてあろうことか謝罪し、その後自殺という最悪の結果となりました。


この「誹謗中傷をはやめてください」さんも、脚本家に対して


「急に世界観もテンポも変わったので不思議だったし、終わり方が唐突で困惑した」
といった前置きに続けて


「私も物書きの1人として尊厳を傷つけられたお気持ちをお察しします」


というコメントを付けています。


※「物書き」と名乗ってる割りにはダラダラと話し言葉で書かれているので要約しています。原文は上の記事を読んでください。



原作に忠実に映像化するという約束でドラマ化を許可したにもかかわらず「原作クラッシャー」の異名を持つ脚本家をあてがわれ、お約束のように改変されてしまった原作者が、最後だけは本来の姿に戻したに過ぎないのに。


「物書きの尊厳を傷つけられた」


のは、寄ってたかって悪者扱いされた結果、自死してしまった原作者の方です。


この太鼓持ち(敬称とか付けたくない)がコメントをしたのは、原作者自死という結末が予見できなかった時点のことではあります。


ありますけど、原作者のせいで最後の2話の脚本が書けなかった!!と憤る脚本家に


「物書きの尊厳を傷つけられたお気持ち、わかりみー」
「貴女が書かなったせいで終わり方が変だったのねー納得ー」


といった論調の賛同って、おかしくないですか?


ここまで物の道理が理解できない人が、自称「物書き」ですか??


で、自分は脚本家による(完全に逆恨みの)原作者への誹謗中傷(公開虐め)に進んで参加しておきながら、自分が「詫びろ」と言われると


「誹謗中傷は止めてください。家族まで身の危険を感じています」


って被害者100%どころか120%のモード。
何なの??


詫びればいいではないですか。


「ノリで深く考えずに同業者というだけで賛同コメントをしてしまいました。今考えると軽率でした」


とか。


「原作者さんに対する誹謗中傷に、無自覚で加担したことを悔やんでおります」


とか。


ところがそういった反省や謝罪の弁は一切ナッシング。
「実は自分は鬱の治療中で~」とか「家族が~」とか、わざと核心をずらした言い訳三昧だけ。


本当に「尊厳を持った物書きである」なら、こんなみっともない文章は書かないでしょうと言いたくなるくらいみっともないです。


この人は本当に物書きなのか?


今でも週に2度は本屋に行き、ネットでも新刊チェックに余念がない私が、名前を見た記憶が全くありません。


検索してみたところ、結局ライター(雑文書き)だとわかりました。


己の想像力だけで無から物語を創作する、いわゆる作家(クリエイター)ではありません。


こんな有象無象の「自称物書き一団」から追い詰められて亡くなった芦原妃名子さんは、紛れもなくクリエイターでした。


悪貨は良貨を駆逐する(トマス・グレシャム/1519~1579)


「悪いものほど世の中に広がりやすく、良いものほど消えてしまいやすいこと」


英国の財務官だったトマス・グレシャム(1519-1579)が提言した経済に関する法則ですが、経済以外にも広く当てはまります。


「才の無い人ほど図々しくのさばりやすく、才のある人ほど妬まれて消えてしまいやすいこと」



金貨の画像はおたからやよりお借りしました。