「Googleアドセンスのペナルティ回避策は自分の記事を見ないこと」はデマ
ある日突然Googleアドセンスが表示されなくなる。
よくあることのようです。
私も何度か食らってます。
その後、アドセンス契約自体を解除される場合もあるようです。
ネットを検索すると、その回避策として「公開後の自分の記事は一切見ないこと」と書いている指南記事がいくつもあります。
おそらく誰かが言い出し「なるほど」と思った人が真似てコピペして拡散してるんでしょう。
これを真に受けて
「Googleアドセンスからペナルティ受けて契約解除されました。もう私は金輪際、公開後の自分の記事なんて開きません」
と書いてる人も、ムラゴン内に限らず複数目撃したことがあります。
しかし私は言い切ります。
これはデマ。
なぜなら私自身が、公開後の自分の記事を何度も読み返しているからです。
読み返すだけでなく、いじってもいます。
誤字脱字の訂正をしたり、より適切な単語に入れ替えたり、言い過ぎたと思う部分を削除したりもう色々しています。
サムネ画像を入れ替えたり、自分の記事にnice付けたりもしてます。
更に空目記事に至っては20記事貯まるたびに再公開もしています。
「公開後の自分の記事は一切見ないことがペナルティ回避になる」
と主張する人の理屈はこうです。
「Googleアドセンスは記事内広告のセルフクリックを禁じている。公開後の自分の記事を読んでしまうと、スクロール中にうっかり広告にタッチしてしまい、セルフクリックと判定される危険性がある。そもそも自分の記事を読まなければ、セルフクリックのしようがない」
私の反論はこうです。
「アドセンス側だってうっかり誤タッチの可能性くらい予見済みで、一定回数内(常識の範囲内)のセルフクリックはカウントしない旨を公開してます」
また仮にセルフクリックと判定された場合も、いきなり契約解除にはなりません。
まずは一旦広告非表示措置となり、契約解除までには猶予期間が与えられます。
この間にGoogleに対し弁明や反省、謝罪文を送るなどして「契約解除を回避した」経験を公開している人も多数います。
私が数回広告非表示措置を喰らったうち、1件を除いては
「たぶん、あの単語がAIチェック上の禁止用語だったんだろう」
と気づくものがありました。
そこでその単語を別の言い回しに替えたり、削除したところ、すぐに広告が表示に戻りました。
一度だけ、そんなセンシティブワードは使ってないのに?と不思議に思いながら色々やっても、全く戻らないことがありました。
結論としては「アドセンス狩り」に当たったようです。
Googleアドセンスは「仲間内で打ち合わせ、互いに広告をクリックし合って稼ぐ行為」を不法行為として禁止しています。
なので同一人物からの広告クリックが余りにも頻繁すぎると、一定期間規制をかけて様子を伺うことを行っています。
すると今度はこのシステムを悪用し
「嫌がらせのために特定人物の記事内広告を執拗にクリックし、広告非表示措置に追い込む」
という陰湿な嫌がらせが生まれます。
これが「アドセンス狩り」。
私の場合は結局、放置していたら雌伏2週間で広告が表示に戻りました。
狩りをしたけりゃ平和にいちご狩りでもしといてほしいです。
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