「花散らしの雨」は誤用・正しくは「桜流しの雨」の翌日の桜
どこの局だったかは確認しそびれましたが、キャスターが
「明日は『花散らしの雨』になるでしょう」
と言ってました。
関東地方を含む東日本では4/10・西日本ではその前日の春の嵐のことです。
しかしこれ、完全に誤用です。
「花散らし」の本来の意味は「桜が咲く頃に野山に遊びに行く行為のこと」です。
春の花盛りの季節に人間が野山に遊びに行く
↓
人が分け入ったり騒いだり、あら綺麗と手折ったりで、花(日本語では単に『花』とだけいう場合、桜を指すことが多い)が散る。
ゆえに「花散らし」。
「昨日はちょっと花散らしに行ってきた」
が正しい使い方です。
風流に静かに花を眺めるのではない、ちょっt騒いじゃう系の花見をしてきたわ〜ということです。
では、毎年ちょうどの桜の開花を狙ったように起きる一昨日のような嵐の、正しい雅名は何でしょう?
「桜流し」というそうです。
一昨日の桜流しの後の、昨日の桜。
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