日本語で考えてはいけない関根誠端容疑者の「大の大人のパパ・ママ呼び」
この記事のコメント欄を見ると
「いい年した男がパパ、ママとか信じられない、気持ち悪い」
「あの強面(コワモテ)でパパ、ママかよ」
といった意見が多数見受けられますが、それは日本語で考えるからです。
既に日本のマスコミが、宝島夫妻は中国吉林省出身の朝鮮族(中国では少数民族の一つ)で、帰化(日本国籍を取得)していたことを報じています。
中国語では「父親 father」は「爸爸(bàba)パーパ」、「母親 mother」は「妈妈(māma)マーマ」。
「義理の父/義理の母」はフォーマルに言うと「岳父(yuèfù) ユェ フー/岳母(Yuèmǔ)ユェ ムー」ですが、呼びかける時にこれは使うと「なんて他人行儀な!」「イヤミか!」と怒られるでしょう。
呼びかける時は、実父/実母と全く同じ「爸爸(bàba)パーパ」「妈妈(māma)マーマ」です。
つまり日本語でいうところの「お義父さん/お義母さん」が、中国語では「爸爸パーパ/妈妈マーマ」。
幼児言葉ではありません。
成人すると「爸爸パーパ/妈妈マーマ」ではちょっと子供っぽすぎると「爸パー/妈マー」と短く呼ぶようになる人も多いです。
英語圏で、子供の頃の「ダディ/マミィ」呼びが大人になると「ダッド/マム」になるのと同じです。
しかし、絶対に短縮しなければならないという決まりはありません。
英語圏でも、家庭内ではとっくに成人どころか中年になった子供が、老父/老母を「ダディ/マミィ」呼びをすることはよくあります。
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