HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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パリ五輪2024開会式が消化不良だったのでロンドン五輪2012開会式を振り返る

Millie Endo


パリ五輪の録画を観たら、悪趣味な生首アントワネットを筆頭に色々と消化不良になりました。
なので、私の好きな12年前のロンドン五輪の開会式映像を観直してしまいました。


欧州各国には、フランスほど前面に押し出していなくともそれぞれに血なまぐさい歴史があります。
欧米だけでなくどんな国にも、日本にだってあります。


だけどオリンピックは平和の祭典ですよね?


だからロンドン五輪開会式は首尾一貫して平和でした。


エリザベス2世女王(当時86歳)が空を舞う


バッキンガム宮殿にエリザベス女王を迎えに行くジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)。
コロコロと走り回って喜ぶ女王の愛犬、コーギーたち。



007にエスコートされた女王は颯爽とヘリに乗り込み、ロンドン名所を空から映し出してオリンピックスタジアム上空に到着。




パラシュートを背負って飛び降りる女王とジェームズ・ボンド。


 


これらが映像で流されて観客が固唾を飲むと、絶妙のタイミングで女王登場。
当時はまだご健在だった夫君エディンバラ公フィリップ殿下と仲良くご入場。


そして開会宣言。



実は飛び降りたのは女装した男性スタントマン(007役もスタントマン)でしたが、見事な演出でした。


演出家は「スラムドッグ&ミリオネア」などで有名な映画監督のダニー・ボイル氏。


ボイル氏は当初エスコート部分もスタントを立てるつもりだったそうですが、女王自ら
「自分が007にエスコートされたい」
「セリフも喋りたい」
と志願されたそうです。


サイモン・ラトル指揮、ロンドン交響楽団演奏による「炎のランナー」(1981年)のテーマ曲が始まります。


この映画は1924年のパリ・オリンピックで活躍した英国人金メダリストを描いたもので、1981年のアカデミー賞を受賞しています。


このオケメンバーの中にちゃっかり混じるMr.ビーン(ローワン・アトキンソン)。



そして締めるポール・マッカートニー。


このとき70歳だったポールは演出家から(スタジアムの広さとポールの年齢を勘案するに)
「口パクでも大丈夫」
と伝えられたらしいですが、こちらも本人が生歌を希望。


「ヘイ・ジュード」の音が外れるトラブルもありましたが、それこそが生歌の証拠でもありました。



女王を筆頭にダニエル・クレイグ、ローワン・アトキンソン、ポール・マッカートニーは全て生粋のブリティッシュ(英国人)。


彼らは愛国心ゆえに「出演料1ポンド(現在のレートで約200円)」という契約書にサインしたそうです。


アメリカ人やカナダ人歌姫の招聘に、ギャラだけでも一人3億円超をかけたパリ五輪とは対照的です。


ロンドン五輪は閉会式も豪華でした。


ペットショップボーイズ、スパイスガールズ、クイーン、ジョージ・マイケル、ザ・フーをはじめとした一流ブリティッシュアーチストが次々と登場。
故人であるデヴィッド・ボウイやフレディー・マーキュリーまで映像で出演しました。


ロイヤルバレエ団(ロンドン王立バレエ団)のバレリーナも登場しました。
英国の芸術分野の人材の厚さを見せつける開会式・閉会式でした。


そして締めはやっぱりポール・マッカートニー。


うん、ロンドン五輪は良い式でした。





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