ワーホリビザは自力で取ろう…代行業者の不正発覚
オーストラリアのワーキングホリデービザ取得を代行業者に頼んだら、何故か不正申請をされて、利用者が相手国からペナルティを喰らってパニック…という報道です。
一人の残高証明を使い回ししていたということです。
しかし、他の利用者が残高証明を提出していなかったわけではなさそうです。
たぶん、一人分づつPDF化するコツコツ作業が面倒くさくなって、同じ画像をペタペタと使い回したんじゃないかと想像します。
ワーキングホリデービザくらい自力で取ろう、という話ですね。
たった数日の観光旅行のための観光ビザなら「会社やバイトを休むのが面倒」という理由で金で解決、というのもわからないではないです。
昭和~平成前期の昔は、旅行代理店が「出入国カード」の記入まで代行するオプションサービスがあって、たったそれだけでも有料で2千円とか3千円とかでした。
あんな簡単な内容の記入代行に誰が2千円も出すのか…と思いきや、けっこう利用している人がいて驚いた思い出が蘇りました。
旅行代理店のHPを調べてみたら、今でも料金表に載ってました。
OMG。
しかしワーキングホリデービザの場合は、取れたら1年間もその国で暮らすんですよ。
だったら頑張って取ろうよ、と思います。
ビザ申請書の英語程度で面倒がってたら、現地で部屋を借りたり仕事探したりはどうするの?と心配になります。
一時期、日本のテレビ局が競って「オーストラリアは高賃金」「日本より稼げる」「海外で稼ぐのが勝ち組」等々、完全に出稼ぎ手段としてのワーホリを煽ってましたよね。
「英語力一切不要の肉体労働系バイトでも、最低時給が日本円換算2,500円~!」
とか書き立てて。
アレを鵜呑みにして、面倒なことは全部金で解決(業者に依頼)すればいい、向こうで働けばすぐに元が取れるから余裕余裕・・・といった感覚の人たちが引っ掛かったのでしょうか?
昔はビザ申請には必ず大使館の窓口に行かなきゃいけませんでした。
しかも申請と受取の二度。
だから、地方に住んでる人は交通費が大変で代行手数料の方が安いんです!という事情がありました。
でも今は電子申請じゃないですか。
ニュージーランドなんか、電子申請したら手数料無料だそうですよ。
しかもこの業者、無免許のモグリだったというオチです。
残高証明書類の使い回しをあっさり認めた業者。 業務は全て1人で請け負っていたといい、さらに、オーストラリアが認める書類代行業者の資格もない無免許だったという。
(上の記事より抜粋)
電子申請で取れるビザくらい、自力で取りましょう。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。