ネクタイピンの種類をご紹介
これらの記事の流れです。
ネクタイピン(正式名称はタイクリップ)にもいくつかの形(種類)があります。
使われるようになったのは19世紀半ば(1850年前後)。
当時のネクタイ生地は今より薄く、ピンタイプ(タイタック)が主流だったそうです。
ピンタイプ(タイタック)
ピンとチェーンで構成されており、このようにワイシャツのボタンに繋いで固定します。
画像はAmazon(左)と楽天市場(右)よりお借りしました。


日本人のサラリーマンでこれを普段使いしている人はほぼ見かけません。
欠点は、もちろん生地に穴が開いてしまうことですね。
クリップタイプ(タイクリップ)
現在の主流はこのタイプです。
日本語では鰐口(わにぐち)とも呼ばれます。
なるほど、ワニですね。
右の画像はメルカリよりお借りしました。


このギザギザ(歯)は付いていない方が多いです。
右画像はオーダースーツSADAよりお借りしました。


位置がずれないようにチェーンが付いているもの(左)もあります。
画像は価格コムよりお借りしました。
ヘアピンタイプ(タイバー)
エンドウ夫はクリップタイプを嫌います。
厚みがあるし、その厚みが内側(装着者の身体側)に出っ張っているため、金属製ということもあって「なんか危なそうな感じ」がするんだそうです。
なので若い頃に私がプレゼントしたのがこのシンプルなタイバー。
ヘアクリップのデカい版みたいなものです。
画像は鎌倉カフス工房よりお借りしました。

欠点はクリップに比べはさむ力が弱いのでズレ(下に落ちてくる)が起きやすいことですが、付けないよりはマシ。
少なくともこうなる⇩ことは防げます。

チェーンタイプ(タイチェーン)
日本人のサラリーマンでこれを普段使いしている人も見かけません。
しかし実はこれ、日本70年代に発明されたものだそうです。
一点留め
画像はYahoo!ショッピングよりお借りしました。

二点留め
画像は楽天市場よりお借りしました。

おまけ:ベストとタイピン
一般に、スーツの下にベストを着る時はタイピンは付けません。
理由は
❶ベストがネクタイの浮きやズレを押さえてくれるため、タイピンの出番はない。
❷ベスト着用によりVゾーン(上着を着た時にシャツがV字型に覗く部分)が狭くなるため、ネクタイピンを付けると窮屈に見える(ことが多い)。
などです。
しかし、一例をあげると紳士服のAOKIでは下のようなコーディネートが紹介されていました。


うーん。
やはりこの場合はタイピンは無い方がすっきりスマートに見える気がしますけどね。
「セットでお買い上げいただきたい」という店側の意向はわかりますが。
まとめ
とりあえずシンプルなものは2千円ほどで買えますので、仕事でスーツを着る方は1本あった方が良いと思います。
そうそう壊れるものではないので、汎用的なデザインを一本買っとけば長く使えます。
余談
人前で上着を脱ぐことがない&上着のボタンは常に留めていて決してはだけない人は、上着自体がネクタイの浮きやズレを押さえるため、やはりタイピンがなくとも全く支障がありません。
というわけで、天皇陛下と英国のチャールズ国王のスーツ姿の写真を延べ数十枚チェックしたところ、タイピン装着例は皆無でした。
画像は政府広報よりお借りしました。









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