これは…同人誌か昼メロか?フィリピン版ボルテスV全90話
全90話(元ネタの2.25倍)って、一体どんだけ&どんなオリジナルエピソードをぶち込んだのか。
興味が湧いて東映チャンネル(サブスク)の2週間無料体験をAmazonプライム・ビデオから申し込んだエンドウです。
とりあえずシーズン1(全39話)を毎晩観ています。
まだまだ途中ですが、感想は
「同人誌か?昼メロか?ここはどこ私は誰??」
ぶち込まれているオリジナルエピソードの多くが、恋愛絡みなんです。

元ネタの日本版アニメは、小学生男児をメインターゲットに作られていました北野武
だから当然、恋愛要素なんてほぼ皆無でした。
敵の女性幹部カザリーン(美人だけど、声はのび太と同じ小原乃梨子さんでした)が上司であるプリンスハイネルに片想いしている程度。

ところがTV版では、まず主人公が職場恋愛からの職場三角関係をやらかす。
しかも女性が二人ともめちゃくちゃ気が強いため、職場いじめに職場応酬を繰り返すという嫌な展開になっていきます。
おい。
主人公はアニメ版では15歳という設定なのでこういうゴタゴタとは無縁ですが、フィリピン版の年齢設定はいくつなんでしょうか。
しかし、仮にそういうお年頃だとしてもですよ。
平時ならともかく、今は地球の存亡をかけた未曾有の有事で、3人とも地球防衛の最前線にいるんですが。
それが恋愛に目が眩んで、女同士の足の引っ張り合いが延々と延々と何話も続いて…。
地球の夜明けは遠いぜよ。
まず主人公!
同僚女性A(フィリピン版のオリジナルキャラクター)とキャッキャウフフとけっこう楽しそうに付き合っているが、同僚女性Bが気になる。
気になってることが露骨に表情などに出るから、キレたAが
「Bと付き合いたいんなら別れてあげるわよ!」
とカマをかける。
もちろんAの目的は、見透かされた主人公が狼狽して否定と謝罪をしてくることですよね。
つまり「そんなことないよ!」からの
「ごめんなさい。許してください。もう脇見しません」
ところが主人公の反応は斜めでした。
「大丈夫、思ってるだけだから。僕たちはこのまま付き合おう。問題ない」
(大意)
見ていたオバちゃん(私)は大いにずっこけ、言われたBは大激怒。
そりゃそうでしょう。
ここまでコケにされて怒らぬ女がいるだろうか。
つまり
「Bは高嶺の花だから片想いしてるだけ。欲はかかずに、お手軽な君で我慢しとくから」
と言ったようなものでしょう。
Bがアイドルとか女優とかならまだ百歩譲れますよ。
しかしBは、軍のトップの娘という血統アドバンテージはあるものの、その他の条件(年齢やルックスの偏差値、職場での地位や待遇面)はAとほとんど変わらない、同期の同僚です。
怒髪天状態で主人公と別れたAは、Bに陰湿な意地悪を仕掛け始めます。
気持ちはわかる。
けど、実行力がありすぎ。
寮のBの部屋を留守中襲撃して、荒らしまくったりする。
すると負けず劣らず気の強いBも渾身の大反撃。
Aは敵のスパイだ!と、上司同僚全員の前でぶち上げるも、勘違いというオチ。
間違いだったら土下座して謝るって言ったわよねえ、と勝ち誇ってBに迫るA。
そこに仲裁に入る主人公。
「やめろよ。土下座はやり過ぎだ」
と、またしてもBの肩をもってAに許してやれという。
いや、その露骨にBを庇う収め方は逆効果だっての、とツッコむわたくし。
何度目かの案の定で、更に意固地になるA。
ここでエンドウは思う。
私はいったい何を見せられているのかと。
これ、ロボットアニメでしたよね?
私はこういうドロドロ展開が嫌いだから、恋愛物は基本観ない主義なんですけど。
そしたら今度は主人公の弟が敵が送り込んだスパイ(こっちが本者のスパイ)と恋仲になって、敵と唯一同等に渡り合える主役ロボット=ボルテスのパイロットを辞める辞めると大騒ぎ。
いや、あの、今、地球存亡の危機…。
人類史上最大の瀬戸際…。
これ、地球征服を企む異星人の急襲から地球を守って戦うという、ロボットアニメでしたよね?
てめーら全員、恋愛>>>>>地球防衛じゃねーか!
フィリピンの人々ってここまで恋愛至上主義者ばっかりなんだろうか?






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