風景>散歩道>人形のまち岩槻【まとめ】②人形のまちになった経緯
まとめ①から続いています。
岩槻人形
埼玉県さいたま市岩槻区で生産される伝統工芸品である人形。
旧・岩槻市時代から「人形のまち岩槻」として地域振興を行っており、人形の産地として全国的に知られる。
(Wikipediaより)
江戸寛永年間 :特産品の桐を利用した人形作りが始まる。
(岩槻人形協同組合説)
昭和初期〜戦前 :200軒以上の人形業者が営業。
第二次世界大戦開戦:人形は贅沢品とされ生産中を余儀なくされる。
戦争中〜終戦 :東京下町の人形職人が東京空襲で焼け出され、
岩槻へ疎開。
終戦後 :移住した東京職人により岩槻人形がレベルアップ。
2022年 :「さいたま市岩槻人形博物館」開館。
人形業者数は減少傾向(さいたま市統計書より)
2003(平成15)年製造業者数:40(従業者数350)
2016(平成28)年 〃 :15( 〃 140)
岩槻駅南口前に大型店舗を構える人形の東玉(とうぎょく)のHP。
こちらは2020年にさいたま市による「岩槻市人形博物館」が開館する以前から、
駅前に私設の「東玉人形の博物館」を持つ老舗です。
岩槻藩の御殿医(殿様の専属医師)を務める戸塚隆軒が趣味として人形づくりを始め、作品の出来栄えに感服された藩主から「東玉」の作号を賜ったのが始まりだそうです。
現在で7代目。
東玉の人形博物館は入場料100円。
市立の人形博物館(同300円)を見たので、見学は省略してしまったのですが、帰宅してから見ておけばよかったと少々後悔中です。
画像は埼玉県公式より。
家からは少々遠いので、また行く機会があるとしてもおそらく数年後。
後悔先に立たずです。
これで一連の岩槻の記事はか完結です。
全部お読みいただいたかた、ありがとうございました。
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