「手製の銃」に感じる底知れない不安
安倍元首相銃撃に使われたのが「手製の銃」であると聞いた時、何やら言い知れない不安を感じました。
実際に使われた銃の画像。
周囲の人からは(発砲されるまでは)「望遠レンズ付のカメラに見えていた」とのことでしたが、確かにそう見えます。
容疑者の風貌も殺し屋とかスナイパーとかには、なんなら「元自衛隊員」にすら全く見えません。
誰が見ても「カメラオタク」としか思わないでしょうという感じですからなおさらです。
👇誰が見ても怪しいスナイパー。
こういう人は逆にターゲットに近づきにくくてダメなのかも。
(だからいつも遠距離から狙撃してますけどね)
この「手製銃」に関してはこちらから
「3Dプリンタで作成したショットガンの可能性あり」
とのコメントが出たかと思えば、あちらからは
「いいや。ホムセンで材料が揃う、中学生でも作れる、乾電池で着火可能なブランダーバスだ」
というコメントが出ている状態。
👇実際の3Dプリンタ製拳銃。
2014年神奈川県で押収されたもの。
所持罪に問われたもので、発砲事件はなかった模様。
👇こちらは2019年に英国ロンドンで押収されたもの。
製作・所持罪で逮捕された大学生は3年の実刑判決を受けている。
👇ブランダーバス(オランダ語で「雷管」の意)
17〜8世紀頃に使われた初期の散弾銃。日本語ではラッパ銃ともいう。
専用の銃弾を使わなくとも鉄くずや石をつめて撃つことも可能。
・・・どれが正解かはまだわかりませんが、とりあえず
「銃は手作りでも十分な殺傷能力を持つ」
ことだけは確かなようです。
すると、アメリカで議論が続いている銃規制(銃の販売対象を厳格化する)は、さほど役に立たないということになってしまいます。
「規制で、あなたには売れない」と言われたら、造っちゃえ。
そうなってしまいますから。
治安はどうなっていくのでしょう。
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