今日は何の日>4月12日:タイルの日
全国タイル工業組合が昨年、2022年に制定。
1922年(大正11)4月12日に東京市(当時)で開催された全国タイル業者大会。
ここで「タイル名称統一決議案」が出されました。
それまでは化粧煉瓦、貼付煉瓦、装飾煉瓦などと様々な名前で呼ばれていたのを「タイル」という名称で全国統一するというものです。
2022(令和4)年が名称統一から100周年となることを記念して「タイルの日」が制定されました。
<タイルとは>
石や粘土からなる生地を高温で焼成し、釉薬によってデザイン性や機能性を付加した建築材料。
語源はラテン語で陶製の屋根板を指すテグラ(tegula)。
現存する世界最古のタイルはエジプト第3王朝、ジェゼル王が紀元前2700年頃に建てたサッカラの階段ピラミッドの通路に貼られたファイアンス・タイルと言われています。
ファイアンスは石英粉を練り固めた胎土に天然ソーダと酸化銅を混ぜて施釉したものです。
タイルの歴史は株式会社エクシィズというタイルメーカーの公式が非常に詳しいので、よろしければどうぞ。
タイルの歴史・西洋編。
サッカラの階段ピラミッド画像も上のエクシィズから拝借しました。
ポンペイ遺跡の発掘品・モザイクタイル。
画像はフォートラベルより。
日本には6世紀に百済から伝来したそうです。
こちらもエクシィズ公式が詳しいです。
中国・日本編
通路などに敷き詰める「敷瓦」として使われたそうです。
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