お悔み>デザイナー:マリー・クワントさん(享年93)
1950年代に世界的ミニスカートブームを巻き起こし、タイツファッションを広めた英国人ファッションデザイナー、マリー・クワントさんが4月13日に亡くなったことが昨日公表されました。
93歳。
自宅での安らかな最期だったそうです。
いまや日本では高嶺の花になってしまった、老衰による天寿の終わり。
最後まで粋な方でした。
お若い頃の画像は朝日新聞より。
それまでフランスやイタリアの専売特許のように思われていた欧州ファッション界に「世界的英国ブランド」を打ち建てた功績で、1966年に大英帝国勲章を受章されました。
1955年にロンドンのキングスロードに最初のショップ「Bazaar」を開店してからわずか11年でした。
男性の方でもこの印象的なブランドロゴを一度は目にされたことがあるのではないでしょうか。
日本人にはついつい梅の花に見えてしまいますが、これはデイジー(ヒナギク)だそうです。
なんでデイジーの花弁が5弁だ、という突込みはこのさい野暮でしょう。
安らかにお眠りください。
今度は天使にミニスカートがはやるかもしれません。
<野暮な追伸>
昨日付の速報でどこかの日本の媒体が「Mクワント死去」という見出しを付けていました。
マリーをMと略したところで2文字しか節約できないでしょう。
エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・マウントバッテン=ウィンザー(エリザベス女王のフルネーム)くらい長ければ省略したくもなるだろうけど、マリーを略すか?
とちょっとびっくりしました。
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